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「脱マスク」の方針でも外す気ゼロ… 現役大学生たちが語る“取らないメリット”

「今後もマスクをし続けます」という大学生も(イメージ)

「今後もマスクをし続けます」という大学生も(イメージ)

 3月13日から、マスク着用ルールは、屋内・屋外を問わず、個人の判断に委ねられることになった。厚生労働省のホームページには「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします」と記載されている。

 岸田文雄・首相も「今年、卒業式を迎える子どもさんたちは、この3年間ずっとマスクを着けて過ごしてこられましたが。ぜひ卒業式においては、お互いの笑顔を見ながら参加してほしい」と述べているように、コロナ禍で学校生活は「ずっとマスクだった」という人たちは少なくない。

 そこに今回、“脱マスク”の方針が示されたことで、全員マスクなしの学校生活が始まるかと思いきや、さにあらず。現役大学生たちに話を聞くと、「今後もマスクをし続けます」という声も、それなりに聞こえてくる。いったいどういうことなのか。

 都内の私立大学に通う女子学生A・さん(2年生)は、こう話す。

「大学1年生の時はすべてオンライン授業、2年生になってから対面授業が始まりました。そのあいだずっとマスクを着用しているので、私の素顔を知っているのは仲良くなって一緒にご飯に行った5人くらいです(笑)。正直、ゼミの先生の前でもマスクを取らないので、顔を知らないと思います。

 いまさらマスクを外して『こんな顔だったんだ?』と思われたくないので、これからも大学の友人の前ではマスクをし続ける予定です。地元の友だちや、元々顔を知っている高校の友達と会う時は外します。正直、大学の友達レベルの人間関係で顔を見せるのは嫌だな、っていう気持ちになってしまいましたね」(Aさん)

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