投資

数千万円達成“プチドリーム・トレーダー”5人が大告白 「私はこうして資産を築き上げました」

【億り人予備軍(3):ランケンさん(ハンドルネーム)】(運用金額5000万円)
FXと出会い南アフリカランドの研究を開始
先物・オプション、CFD、外国株など幅広い取引

外資系IT企業で働く傍ら、英語と経済を学ぶ「ランケン経済英語スクール」も開講している

外資系IT企業で働く傍ら、英語と経済を学ぶ
「ランケン経済英語スクール」も開講している

 90年代後半に就職し、冬のボーナスを元手に株式投資を始めました。学生時代に海外の大学院に進学していたので、ITバブルの予兆を感じたり、ストックオプションを身近に見たりしてきました。

 そういうのも投資のきっかけになりましたね。06年からFXを始めたのですが、レバレッジの存在を知った当初は「こんなのおかしい!」と思いました。

 当時、南アフリカランドの金利は年7~8%もあり、レバレッジを数倍かけると簡単に20%になる。1000万円投資したら、毎年200万円がもらえる計算です。

「こんなことがあるのか?」「日本の金利は0.01%なのに、なぜほかの国はこんなに高いのか?」「南アフリカってどんな国なのか?」と疑問に思って、研究も兼ねてブログを書き始めました。儲けようという気持ちより、知的好奇心からでした。

 南アランド/円はボラティリティ(変動率)が大きいのですが、ほかの通貨ペアと組み合わせることでリスクを抑え、リターンを大きくさせることもできた。

 いろいろとシミュレーションしてみるのが面白かったですね。このころ、分散投資の本当の意味や、“守り”の大切さも知りました。

 最近大きく儲けたのは、10年のユーロ危機の時です。当時、財政危機が表面化していたスペインの株価指数は下がるだろうと思い、CFD(差金決済契約)でショート。

 同時に、経済が好調だったドイツの株価指数をCFDでロングしました。ユーロ危機が深刻化するほど利益が出て、このロング・ショート戦略で数百万円は儲かりました。

 基本的にチャンスがあれば、CFDで原油やトウモロコシ、コーヒーなども売買しますし、外国株も手がけます。

 株やFXと比べると、CFDや先物・オプション、外国株、債券をやっている個人投資家は少ないかもしれませんが、まずは自分で実際に投資をしてみて勉強してみることが大事だと思っています。
 

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