FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】NYの視点:米11月雇用統計、12月利上げをさらに確実にする可能性も

2016年12月2日 8:05


米労働省が発表する11月雇用統計は12月の利上げをさらに確実にすると期待されている。雇用統計の先行指標の中でも相関関係が強いとされる民間部門の雇用者数をあらわすADP全米雇用統計の11月分は前月比+21.6万人と、増加幅が7月来で初めて20万人台となり6月来で最大となった。

製造業の雇用も回復基調にある。米供給管理協会(ISM)製造業指数の雇用は52.3と10月52.9に続き50を上回った。50は活動の拡大と縮小の境目を示す。

市場エコノミストは失業率が4.9%と、10月に続き9年ぶりの低水準を維持。非農業部門雇用者数も前月比+18万人と、10月+16.1万人から伸びが拡大すると見ている。平均時給は前年比で+2.8%と、10月と同水準が予想されている。

一部のエコノミストはADPの結果や比較的良好だった天候を理由に、非農業部門雇用者数の予想を+20万人に引き上げ。7月以降初めてとなる20万人台を回復した場合、米国経済に楽観的な見方がより強まり、ドル買いにさらに拍車をかける可能性がある。


■11月雇用統計の先行指標

・米・ADP全米雇用統計:前月比+21.6万人(予想:+17万人、10月:+11.9万人←+14.7万人)

・米ISM製造業指数雇用:52.3(10月52.9)

・NY連銀製造業景況指数
現状
 雇用:−10.9(10月−4.7)
 週平均就業時間:−10.9(−10.4)
6か月予想
 雇用:+10.9(10月+9.4)
 週平均就業時間:+10.0(+4.7)

・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
現状
 雇用:-2.6(10月−4.0、6ヶ月平均‐7.4)
 週平均就業時間:+7.4(−2.2、6か月平均−5.8)
6か月先
 雇用:11.8(10月25.9、6か月平均16.6)
 週平均就業時間:8.1(15.7、6か月平均12.2)

・リッチモンド連銀製造業景況指数
現状
 雇用(現状):5(10月3)
 週平均就業時間:4(−3)
 賃金::16(18)
6か月先
 雇用:15(10月20)
 週平均就業時間:6(6)
 賃金:26(29)

・消費者信頼感指数
雇用(現状)
 十分:26.9(10月25.3、前年同月21.0)
 不十分:51.4(53.0、53.2)
 困難:21.7(21.7、25.8)
雇用(6か月先予想)
 増加:14.5(14.4、前年同月12.0)
 減少:9.0(10.2、前年同月11.8)
 不変:73.5(72.4、前年同月70.9)
所得(6か月先予想)
 増加:17.5(10月17.4、前年同月17.3)
 減少:9.0(10.2、前年同月11.8)
 不変:73.5(72.4、前年同月70.9)

・失業保険申請件数
      件数 前週比 4週平均 継続受給者数
11/26/16 268,000 +17,000 251,500 -
11/19/16 251,000 +18,000 251,000 2,081,000
11/12/16 233,000 -21,000 253,000 2,043,000
11/05/16 254,000 -12,000 260,000 1,983,000
10/29/16 266,000 +7,000 258,250 2,043,000
10/22/16 259,000 -2,000 253,250 2,030,000
10/15/16 261,000 +14,000 252,000 2,040,000
10/08/16 247,000 +1,000 249,500 2,054,000
10/01/16 246,000 -8,000 252,750 2,050,000


■市場予想
失業率:4.9%(10月4.9%)
非農業部門雇用者数:前月比+18万人(10月+16.1万人)
民間部門雇用者数:前月比+17万人(10月+14.2万人)
平均時給:前月比予想+0.2%(10月+0.4%)

<NO>

fisco

fx-induction-th

もう焦らない! 大荒れの米大統領選で実績を残したFX
大荒れとなった米国の大統領選。ヒラリー氏が若干の優勢と報道されていたにも関わらず、開票当日になるとトランプ氏が優勢となり、日経平均や為替相場は大混乱。しかし大統領選当日、あるFXサービスの利用者の90%が利益を上げていた!という情報を入手した。誰もが予想できなかった事態をもろともせず、利益を出したその方法とはいったい……<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が最適か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ
    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2016 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。