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【相場概況】日経平均は大幅に反落、トランプ発言に振らされる

2017年1月12日 16:25

日経平均は大幅に反落。注目されたトランプ次期大統領による記者会見では、「日本などとの貿易で米国は多額の損失を被っている」などと述べ、米利益最優先を強調。この発言等を受けた円相場は1ドル114円台に突入するなか、売り先行で始まった。その後も小売や医薬品を中心に弱い動きとなり、一時19100円を割り込む場面もみられた。日銀のETF買い入れへの思惑から下げ渋る場面もみられたが、午後に入っても再び19100円を下回るなど、戻りの鈍い相場展開に。

大引けの日経平均は前日比229.97円安の19134.70円となった。東証1部の売買高は20億株、売買代金は2兆3761億円だった。業種別では医薬品が下落率トップとなり、パルプ紙、精密機器、小売、ゴム製品、繊維、鉄鋼、倉庫運輸、建設、銀行の弱さが目立つ。
一方で、原油高を背景に石油石炭が上昇率トップ。その他、水産農林が小幅に上昇しており、上昇は2セクターにとどまっている。

東証1部の8割近い銘柄が下げているが、売買代金上位ではソニー<6758>、任天堂
<7974>、日カーボン<5302>、コマツ<6301>が終日底堅い値動きをみせていた。一方で、指数寄与度の大きいところでファーストリテ<9983>、ユニー・F<8028>が下落上位。ファーストリテは引け後に決算発表を控えていることから、終日神経質な展開だった。その他、トランプ氏の会見を受けて、アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>、塩野義
<4507>など医薬品株の弱さが目立った。

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