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【オープニングコメント】円相場の落ち着きが安心感に

2017年2月13日 8:20

 今週も引き続き、トランプ米大統領の発言のほか、米政権の政策実現性等を睨みながらの相場展開になるとみられるが、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長証言にも市場の関心が集まりやすいだろう。イエレン議長は14日に上院銀行委員会で証言するほか、15日には米下院金融サービス委員会で、金融政策に関する半期に一度の証言を行う。市場では年内の利上げ回数を3回とする見方が後退しているほか、3月利上げはないとの見方がコンセンサスになっている。3月利上げに向けた発言をするかが注目されよう。

 日米首脳会談については無難に終えた格好であろう。日米間の経済関係について、麻生副総理とペンス副大統領のもとで対話を進めていくことで一致をした。日本が名指しで通貨安誘導と批判されることはなかったため、円相場の落ち着きが期待される。また、トランプ大統領が今月中に大型減税の具体策を発表すると表明しているほか、イエレン議長証言を受け、ドル高・円安の流れが意識される場面もありそうだ。

 一方で、トランプ大統領が2国間の貿易協定の締結を目指す姿勢を示していることを踏まえ、自動車問題等への警戒感は拭えない。10日のADR(米国預託証券)では自動車株が軒並みさえない展開となっており、相場全体の重しになる可能性はありそうだ。

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