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【注目トピックス 日本株】テックファーム Research Memo(2):ワンストップでサービスを提供できる点が同社の強み

2015年10月7日 16:02

■事業概要

テックファームホールディングス<3625>はモバイル関連のアプリケーションやミドルウェアなどの受託開発から、保守・運用、分析、コンサルティングまでを手掛けるテックファーム、米カジノ向け電子決済事業を展開するPrism、2015年3月に子会社化したEBEを傘下に置く持ち株会社で、2015年7月より持ち株会社制へ移行している。

事業セグメントは現時点ではソフトウェア受託開発事業と自動車アフターマーケット事業の2つに区分されており、ソフトウェア受託開発事業にテックファームとPrismが、自動車アフターマーケット事業にEBEの事業が含まれている。

テックファームの強みは、システム開発から保守・運用、コンサルティングまでワンストップでサービスを提供できる点にある。また、モバイル分野での知見が深く、顧客企業が求める様々なニーズ(モバイル及びタブレットアプリを中心としたBtoBtoC向けサービスの導入目的、集客方法、営業支援、コスト削減等)に対応できるだけのシステム開発力や、無線通信分野における技術力を保有していることにある。顧客数は現在170社程度で、このうち上位20社で売上高の約80%を占める。主力顧客はNTTドコモ<9437>で、2015年6月期のソフトウェア開発事業における売上構成比で22%となっている。

また、Prismは米国カジノ市場向けモバイル電子決済サービスの事業開発・運営を目的に2014年3月に設立した100%子会社で、現在はフィールドテストに向けた最終の開発段階にある。

EBEは2015年3月に株式を取得し(出資比率67.5%)、子会社化した企業で、自動車アフターマーケット向けに特化した業務支援ソフトの開発・販売、及び保守・コンサルティングサービスを展開している。主要顧客は整備業者や鈑金業者、中古車販売事業者などで、顧客数は約1,300社に上る。

自動車アフターマーケットでは、過去に販売された自動車の膨大な部品データ(種類や価格など)をベースに、部品交換や修理等の整備コスト、あるいは中古車の販売価格などの見積りを行っているが、同社ではこれら部品をデータベース化して、見積りの作業効率を向上する業務支援ソフトを開発・販売している。競合はブロードリーフ<3673>、タジマ、ディーアイシージャパンなどで、同社は業界3位グループに位置しているが、今後はテックファームが持つモバイル関連のシステム開発技術と融合することで、利便性の高いソフトの開発を行い、業界シェアの拡大を進めていく戦略となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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