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水上紀行のFXニュースフラッシュ

【水上紀行のFXニュースフラッシュ】ドル/円の買いの謎 

2015年11月4日 14:13

ドル/円は、ECBの12月追加緩和予告に追随して、日銀の金融緩和による円安期待があると思います。

さらに、FRBの12月の利上げ予告から、ドル高期待もあると思います。

そのため、ふたつ合わせて、円安ドル高期待になっているため、今のドル/円はジリ高相場になっているように思われます。

ただし、やはり思うのは、それは、ロジック的にはそうなるかもしれませんが、それが実際になるためには、実際のフロー(資金の流れ)がなければ、進行しません。

すでに、ご存知のことと思いますが、2012年から震災に伴って、液化天然ガスを大幅に輸入することになり、それ以来、輸入代金のドル建支払いが大きく増えたことから、ドル買いが急増し、50円弱の上昇を、わずか3年半でやってしまいました。

しかし、昨年7月から原油は105ドルから、今年には一時40ドル割れになるほど、大きく下げました。

これにより、貿易赤字は大幅に削減され、それに伴ってドル買い圧力は後退しています。

このことは、今まで、繰り返し申し上げていることではありますが、相場が一方向に進むには、実際のフロー(資金の流れ)が無くてはなりません。

それでは、現状のドル/円はと言えば、まだ高値圏で横ばいになっています。

しかし、ここ3年間のような爆発的な上昇は、言い換えればドル買い需要は、貿易赤字が大幅に減った現在では、もうそれほど期待はできなくなっていると思います。

したがって、今の段階で、買いトライしても、上げは限りがあると、思わざるとならないと思います。

各通貨の詳細な分析および具体的なターゲットはメールマガジン「FXマーケットフォーカスト」にて。
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