マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】NYの視点:【11/3IMM】円の売り持ち増、来週の注目は米小売・PPI、中国輸出、ユーロ圏GDP

2015年11月7日 8:30

11/3付けのシカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで円の売り持ち高は前週から増加し、2ヶ月半ぶりの高水準となった。ユーロの売り持ち高も5か月ぶりの水準に増加した。

◎来週のポイント

ポジティブサプライズとなった米国の10月雇用統計を受けて、年内の利上げ観測が一気に強まった。金利先物市場での12月の利上げ確率は70%に達した。ハト派で知られ、2015年のFOMC投票権を有するシカゴ連銀のエバンス総裁でさえ、イエレンFRB議長の「12月FOMCで利上げを検討する」との意見に賛同した。

サプライズを好まない連邦準備制度理事会(FRB)は市場が70%以上、金融政策における行動を織り込んだ場合にのみ、行動する傾向にあるという。このため、現状で、年内の利上げは確定的と見られる。ただ、12月会合までの11月の雇用統計などの結果が見通しを大幅に変えるようだと、利上げ観測が大幅に後退する可能性も存続する。来週は小売、消費者物価指数で経済やインフレ状況を確認するほか、フィッャー米FRB副議長をはじめとした連銀関係者の講演での発言でさらに年内の利上げの可能性を探ることになる。

中国経済のハードランディングへの警戒感が弱まりつつある中、中国の貿易、輸出、消費者物価、小売などの結果に注目。10月の貿易黒字は拡大、輸出も減少幅を縮小すると期待されているものの、世界経済の低迷で4カ月連続のマイナスが予想されている。また、国内経済の鈍化が響き輸入も12か月連続のマイナス予想。ただ、来週は中国で最大のショッピングデーとされている「シングルズデー」のオンラインでの売り上げなどにも注目が集まる可能性がある。

欧州では欧州中央銀行(ECB)による12月の追加量的緩和(QE)観測が強まる中、ユーロ圏の7-9月期国内総生産(GDP)に焦点が集まる。

●中国

8日:10月貿易収支:予想+620億ドル(9月603.4億ドル)、輸出:予想前年比-3.2%(9月-3.7%)、輸入:予想前年比-15.2%(9月-20.4%)
10日:10月消費者物価指数:予想前年比+1.5%(9月+1.6%)
12日:10月小売売上高:予想前年比+10.9%(9月+10.9%)、10月鉱工業生産:予想前年比+5.8%(9月+5.7%)

●米国

7日:ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が経済見通しに関して講演
9日:10月労働市場指数:(9月0)、ローゼングレン・ボストン連銀総裁が米国の見通しに関し講演
12日:9月JOLT求人:予想537万件(8月537万件)ブラード・セントルイス連銀総裁が金融政策に関して講演、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が「金融政策を考え直す」パネルディスカッションに参加、エバンス・シカゴ連銀総裁は経済、政策に関して講演、フィッシャー米FRB副議長が講演、ダドリーNY連銀総裁が経済や政策に関して講演、
13日:10月小売売上高:予想前月比+0.3%(9月+0.1%)、10月生産者物価指数:予想前月比+0.2%(9月-0.5%)、メスター・クリーブランド連銀総裁が経済見通しに関して講演

●欧州

9日:ユーロ圏財務相会合、ギリシャ景気拡大プログラム、銀行連合が議題
11日:ドラギECB総裁、カーニー英中央銀行総裁が講演
13日:ユーロ圏7-9月期国内総生産(GDP):予想前期比+0.4%(0.4%)、ドイツ7-9月期国内総生産(GDP):予想前期比+0.3%(4-6月期+0.4%)

●地政学的リスク

ウクライナ紛争
ガザ紛争
イラク、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」
シリア
イエメン

【IMM】

*日本円
ネット・円売り持ち:-43,787(11/3)←円売り持ち:-33,911(10/27)
(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)
(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)

*ユーロ
ネット・ユーロ売り持ち:-134,334(11/3)←ユーロ売り持ち:-105,934(10/27)
(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)

*ポンド
ネット・ポンド買い持ち:188(11/3)←ポンド買い持ち:+4,134(10/27)
(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)

*スイスフラン
ネット・スイスフラン売り持ち:-7,035(11/3)←スイスフラン買い持ち:+1,499(10/27)
(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)

*加ドル
ネット・加ドル売り持ち:-19,491(11/3)←加ドル売り持ち:-18,895(10/27)
(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)

*豪ドル
ネット・豪ドル売り持ち:-38,625(11/3)←豪ドル売り持ち:-36,352(10/27)

<NO>

fisco

eth-induction-th

顧客満足度を追求!餃子が大量にもらえるFX会社
餃子最大400個プレゼントをはじめ、次々と魅力的なキャンペーンを展開するヒロセ通商。業界最高水準の取引環境を備え、オリコン日本顧客満足度3年連続1位を獲得した同社を取材した。<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。