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【注目トピックス 市況・概況】前場に注目すべき3つのポイント~本日も押し目買い意欲の強さが意識されやすい状況か

2015年11月12日 8:27

12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:本日も押し目買い意欲の強さが意識されやすい状況か
■外資系証券の注文動向:差し引き680万株の買い越し
■前場の注目材料:iPS細胞実用化へ文科省が新工程表案

■本日も押し目買い意欲の強さが意識されやすい状況か

12日の東京市場は、底堅さが意識される相場展開が続きそうである。11日の米国市場は、ベテランズ・デーの祝日で終日閑散な取引だった。欧州株高の流れを受けて買いが先行したが、その後は原油安が嫌気されていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の19685円だった。

まずはシカゴ先物にさや寄せする格好から利食い売りが先行することになろう。原油安の流れから資源関連辺りに利食いが強まりやすい。ただし、本日も押し目買い意欲の強さが意識されやすい状況が続くとみておきたい。

11日の東京市場では米アップルの下落影響から売りが先行した村田製<6981>、TDK<6762>、日東電<6988>などが切り返すなど、押し目買い意欲の強さが窺えた。また、インデックスイベントによる反動が意識されていた日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>なども商いが活発であり、投資家のセンチメントは明るい。

日経平均は6営業日続伸と過熱感が警戒されやすいが、連日で寄付きが安値となっており、次第に押し目待ちに押し目なし、といった心理状態にもつながりそうである。明日のオプションSQへの思惑等も節目の2万円を意識させてくる可能性も期待されるところである。

その他、中国では11日の「光棍節」(独身の日)セールで、アリババグループの1日の取引が1.7兆円となり、記録を更新したと報じられている。中国経済の低迷にもかかわらず、個人消費の底堅さが鮮明になるなか、中国関連への見直しも意識されやすい。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)

■外資系証券の注文動向:差し引き680万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1020万株、買い1700万株、差し引き680万株の買い越しの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

11月5日(木):390万株の買い越し
11月6日(金):50万株の買い越し
11月9日(月):130万株の買い越し
11月10日(火):1230万株の買い越し
11月11日(水):130万株の売り越し

■前場の注目材料

・中国ネット通販バーゲン、最大手は1日で1.7兆円売上
・中国企業、「星野リゾートトマム」買収へ
・iPS細胞実用化へ文科省が新工程表案
・「はやぶさ」の省電力技術を鉄道に応用、共同研究へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 10月企業物価指数(前年比予想:-3.5%、9月:-3.9%)
・08:50 9月機械受注(前月比予想:+3.1%、8月:-5.7%)
・08:50 対外対内証券売買(先週)

<海外>
・09:30 豪・10月失業率(予想:6.2%、9月:6.2%)
・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+1.5万人、9月:-0.51万人)

<SY>

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