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【オープニングコメント】方向感の掴みづらい展開だが個人の物色は活発

2015年12月1日 8:55

 1日の東京市場は方向感の掴みづらい相場展開になりそうである。11月30日のNY市場は、欧州中央銀行(ECB)理事会やイエレンFRB議長による議会証言、雇用統計など週後半に重要イベントを多く控えて様子見ムードとなり、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の19790円だった。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、前日の下げに対する自律反発はみられそうだが、その後は5日線辺りが上値抵抗として意識されよう。また、市場反応は限られるとみられるが、中国では製造業PMI、非製造業PMI、財新製造業PMI、財新サービス業PMI、財新総合PMIなどの発表を控えている。結果を見極めたいとする手控えにつながりそうである。

 もっとも個人主体の物色意欲は強い。前日の規模別指数をみても、大型、中型株指数は2ケタの下落となる一方で、小型株指数はプラスだった。マザーズ指数、ジャスダック平均もプラス圏で推移しており、中小型株を中心とした個別材料株に資金が向かいやすいだろう。

 その他テーマ性としては、COP21を受けた環境関連のほか、政府は外国人旅行者受け入れの整備費用を補助する方針を決め、今年度の補正予算に盛り込むと伝えられており、ホテル・旅館整備のほか、民泊関連などへの波及も意識されそうだ。

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