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【サラリーマン策太郎のおまかせFX】テクニカル分析よりシンプルな取引方法

2015年7月22日 19:00

こんばんは。策太郎です。

先週書いた「テクニカル分析って覚える必要があるの?」という記事につきまして、実際にどうやってテクニカル分析を使わないで取引しているのか実例をご紹介します。最近は取引していないので、ちょっと遡りますが、5月に取引したドル/円の例です。

相場を上昇させてくれるだろう参加者を予想

今年の1月から4月の下旬まで取引していたユーロ/ドルは、下落トレンドが一服してしまい、取引する通貨がない!と嘆いていたころドル/円が面白くなりそうでした。

121円後半の高値を上限にうろうろしていたドル/円は5月の後半に一気に122円を超えていきそうだった時です。

多くのトレーダーが121円後半の高値を意識して、売りを仕掛けているだろう、と考え、その高値を超えれば、「売りポジションの損切り(結果的にドル/円の買い)」が出て、一気に上昇するだろうと読みました。

案の定、ドル/円は122円に到達すると、早々と123円、124円まで上昇。私は122円90銭のところで成行きで買いを入れました。「相場を上昇させてくれるだろう」参加者の存在を意識していたため、高値掴みの不安は全くなかったです。

大雑把な取引でも勝てました

ドル円相場ではよくあるように感じますが、ドル/円が上昇しているときに「もう下がるだろう」と思い、値ごろ感の売りを仕掛ける参加者がいるため、ドル/円相場のポジションがショートに偏ることがあると思います。そういった値ごろ感、投機的なショートに相場が偏ると、相場は底堅くなり、あまり下がらなくなります。下がらなくなれば、そのショートを決済する連鎖が起きます。

sakutarou-2015-7-22

1時間足でチャートを見ると、陽線が大きく出ています。これは多くのケースが損切りだそうです。水上紀行さんの記事で急騰・急落に関して詳しく書いてありました。
※参考記事:【水上紀行の為替相場の本質】 急騰・急落のメカニズム

大きな損を出したくないから、ワーーっと損切りするのが連鎖して、急騰・急落が起きる、という仕組みです。当時のドル/円ではロンドン市場やニューヨーク市場のときにその陽線は出ていました。ロンドン勢やニューヨーク勢が、ショートを崩しにかかったのかもしれません。

124円付近になって、上昇のスピードも緩んできたので、そこで撤退をしました。30pipsで3回利食いして、勝ち逃げする時に10pipsほど損切りして、約80pipsを獲得しました。5万通貨で取引していたので、4万ほどの勝ちです。

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テクニカル分析とどっちが難しい?

相場が「ショート」もしくは「ロング」のどちらに偏っているのか、相場参加者がしそうな動きは何か、を予想して、122円を突破したドル/円に買いを成行きで入れました。

相場がショート、ロングのどちらかに偏っているのかを見るのは感覚的なものもありますが、「短期移動平均線が長期移動平均線を超えて、なおかつ云々」、「RSIが云々かんぬん」などとテクニカル指標を見てから、過去の値動きを見てきた経験上、こんな風に動くだろうと予想するより、至極シンプルな取引根拠による取引かと思います。
※ショート、ロングのどちらかに偏っているのか、というのを探る方法は水上紀行さんのブログメルマガで詳しく書いてあります。

前回も言いましたが、テクニカル分析を否定しているわけではありません。しかしテクニカル分析を使いこなすには、経験が相当必要だと思いますし、私には合っていません。「短期移動平均線が長期移動平均線を超えて、なおかつ云々」と言われてもスッと納得できないからです。納得できる方は「経験」が豊富な方なのでしょう。

相場の値動きは相場参加者の「買い」「売り」で形成されているのなら、「相場参加者の特徴」と「相場参加者の動き、つまりポジションの偏り」を根拠に取引するほうが、私は納得しやすいです。そしてテクニカル分析の魅力的で難しいところは取引根拠とともに、エントリータイミングなども分かった風になってしまうところかもしれません。「相場参加者の特徴」と「相場のポジションの偏り」を見たところで、確かにエントリータイミングはよくわかりません。それはまた次回以降お話しします。

とにかく、相場の値動きの仕組みを考えると、上記のようなシンプルな根拠で、相場を考えた方が精神的にも良さそうなのに……、と前回は言いたかったのです。取引額が大きくなったり、損が大きくなっていけば、まともな精神状態で取引できなくなっていると思うので。

私も昨年6月頃は運用資金の半分近くを失くし、取り返すまでどうすればいいのか、悩みました。【サラリーマン策太郎のおまかせFX】1年後にはこうなるとは思いませんでしたが、今になってはあの失敗が活かせていますを見ていただければ、損失額が分かります。シンプルで納得できる根拠をもとに取引しないと、「損を取り返してやる!」という気が大きくなり、無茶な根拠でバカスカ取引をしてまた損を膨らませる、という事態になっていたかもしれません。

さて、8月は夏休みムードで相場は落ち着くため、トレンドが出そうにありません。レンジ相場と割り切って、取引できるタイミングがあれば取引しようと思います。

【著者プロフィール】
策太郎(さくたろう)
サラリーマン。早く会社を辞めて投資で食っていきたいと思い、FXを始める。学生時代に培ったギャンブル理論をもとに、「勝てる時に大勝ちする」というスタイルで資産1億くらいを目指す。

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