マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~原油安が商品相場全体への波及を警戒させる

2015年12月8日 12:31

8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・原油安が商品相場全体への波及を警戒させる
・ドル・円は123円11銭付近、アジア株安受けドル弱含み
・味の素<2802>、エーザイ<4523>、日水<1332>など内需関連がプラス

■原油安が商品相場全体への波及を警戒させる

日経平均は大幅に下落。203.17円安の19494.98円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場では原油先物相場の大幅な下げが嫌気され、NYダウは100ドルを超える下落となっていた。一方で、寄り付き前に発表された7-9月期のGDP改定値は年率1.0%増と速報値の0.8%減から上方修正された。コンセンサスが0.2%増だったこともあり、小反落で始まった日経平均は、その後19764.21円とプラスに転じる局面もみられた。

しかし、買いが先行したファナック<6954>が下げに転じるなど、次第に下げに転じる銘柄が増えている。日経平均は前場半ば辺りに下げに転じると、その後もじりじりと下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。セクターでは水産農林、空運が小幅に上昇する一方で、鉱業の下落率は4%を超えているほか、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、機械、卸売などの弱さが目立つ。

原油相場の下落影響は限定的とみられていたが、商品相場への波及等が警戒されており、素材関連等へ売りが波及しているようである。また、中国・上海市場が軟調に推移していることも、投資家心理を悪化させており、ポジション圧縮の動きに向かわせているようである。その他、週末に先物オプションSQを控えるなか、権利行使価格の19625円及び19500円を下回ってきており、ヘッジに伴う売りも意識されている。

日経平均は再び25日線を下回ってきており、26週線を試す展開になりそうである。26週線で踏ん張りをみせられれば、押し目拾いの好機として意識されそうだが、これを割り込んでくるようだと、13週線が位置する19000円処が心理的に意識されやすいだろう。押し目買いも入れづらく、直近IPOや中小型株などの一角に絞られそうである。

(株式部長 村瀬智一)

■ドル・円は123円11銭付近、アジア株安受けドル弱含み

ドル・円は123円11銭付近で推移。日経平均が小反発で寄り付いたものの、マイナス圏に転落したのを受け、ドルは123円40銭から123円06銭まで下落。中国株も下げていることから、株安を意識したリスク回避的な円買いのフローが入ったもよう。

ランチタイムの日経平均先物は弱含みが続いていることから、ドルは午後の取引も売りが続きそうだ。ただ、122円台は押し目買い意欲が強いことから、下げは限定的と予想する。

12時27分時点のドル・円は123円11銭、ユーロ・円は133円65銭、ポンド・円は185円30銭、豪ドル・円は89円19銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄

・ファナック<6954>、電通<4324>、Fリテ<9983>が日経平均値下がり寄与上位
・味の素<2802>、エーザイ<4523>、日水<1332>など内需関連がプラス
・郵政グループは3社とも反落

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・14:00 11月景気ウォッチャー調査・現状(予想:48.7、10月:48.2)

<海外>
・特になし

<SY>

fisco

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。