マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ユーロ・ドルはショートカバー継続も、上値は重い

2015年12月9日 17:32

今日の海外市場では、ユーロ・ドルは上値が重い展開となりそうだ。3日の欧州中央銀行(ECB)による量的緩和策が市場の想定を下回ったことから、市場参加者はユーロのショートカバーを進めているが、まだ持ち高を十分に処分できておらず、ショートカバーはまだ続く見通し。ただ、1.09ドル以上の水準では利益確定売りの動きが鮮明となろう。

ECBが3日の理事会で決定した量的緩和策は、中銀預金金利の引き下げと資産買い入れプログラムの6カ月延長などにとどまり、資産買い入れの増額は見送られた。市場参加者はこの内容に失望し、ECBの発表をきっかけにショートカバーを進めた。このため、同日の欧米市場や4日のアジア市場ではユーロが対主要通貨で急反発。ユーロ・ドルは一時1.0981ドルまで値を切り上げた。ユーロの売り越しは、11月30日-12月4日の週は今年5月以来の高水準となる18万2845枚で、前週の17万5484枚から大幅に増加。売り越しは今週、やや減少する見通しだが、邦銀のある外為ディーラーは「まだ買い戻しをやめるレベルではないと考えている投資家は多い」とみている。

実際、ユーロ・ドルは週明け7日に1.0796ドルまで下落したが、その後再び上昇。足元は堅調地合いが続いている。ただ、ドラギ総裁はECB理事会翌日にニューヨークで講演し、ECBは必要に応じて一段の措置を導入できるため「2%のインフレ目標を遅延なく達成できる」などと発言し、緩和方針の継続を強調した。先の邦銀ディーラーは「欧米の金融政策は方向性の違いが明らかなので、ユーロ売りに動く投資家は多いはずだ」とも述べ、今年のユーロ・ドルの反転レベルである1.05ドル付近でユーロに買いを入れた投資家が1.09ドル台で利益を確定したいとの思惑が強まるとの見方を示す。

【今日の欧米市場の予定】

・17:00 南ア・11月消費者物価指数(前年比予想:+4.8%、10月:+4.7%)
・20:00 南ア・10月小売売上高(前年比予想:+2.5%、9月:+2.7%)
・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-0.2%)
・24:00 米・10月卸売在庫(前月比予想:+0.2%、9月:+0.5%)
・03:00 米財務省10年債入札(210億ドル)
・05:00 NZ準備銀行が政策金利発表(予想:2.50%、前回:2.75%)

<SY>

fisco

eth-induction-th

顧客満足度を追求!餃子が大量にもらえるFX会社
餃子最大400個プレゼントをはじめ、次々と魅力的なキャンペーンを展開するヒロセ通商。業界最高水準の取引環境を備え、オリコン日本顧客満足度3年連続1位を獲得した同社を取材した。<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。