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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドルとユーロは小動き、欧米の経済指標が手がかりか

2015年8月14日 17:34

きょうの欧米市場で、ドルとユーロはともに小動きとなりそうだ。夏季休暇中の市場関係者も多く、薄商いのなか、欧米の経済指標が手がかりとなる見通し。

外為市場では、米利上げの9月実施への期待感が根強く、ドルが買われやすい地合いが続いている。ただ、中国人民銀行が前日まで3日連続で人民元の引き下げを実施したことから、中国経済への減速懸念が広がった。きょうは人民元高に設定されたが、米利上げ時期が後退するとの懸念は払拭されていないことから、ドルは上値が重い展開が見込まれる。ドル買いに決定的な手がかりが不足していることも、上値を抑える要因になるとみられる。

こうしたなかで、欧米の経済指標が手がかりになりそうだ。18時発表のユーロ圏・4-6月期域内総生産速報値は、前年比+1.3%(1-3月期は+1.0%)と予想される。ユーロ圏経済の弱さが意識されていることから、指標が低調だとユーロ売りが出やすくなる見通し。ただ、市場参加者が少ないことから、ユーロは上昇、下落のいずれの場合でも値幅は小さいとみられる。

欧州中央銀行(ECB)が13日に公表した7月15日-16日開催の理事会の議事要旨によると、中国金融市場の不安定な状況と米利上げについて言及し、ユーロ圏経済に予想以上の悪影響を及ぼす可能性を指摘しており、ユーロは需給バランスで短期的な売り買いはあっても、長期的には下落トレンドとみられる。

一方、米経済指標では、22時15分発表の米・7月鉱工業生産指数は、前月比+0.3%(6月は+0.2%)と予想される。堅調な内容を示せばドル買いが進みやすい見通し。ただ、前日発表された小売売上高は堅調な内容だったものの、20銭程度の小幅な上昇にとどまった。このため、きょうの鉱工業生産が強含みとなっても、ドルはそれほど大きな上昇につながらない可能性もある。

【今日の欧米市場の予定】

・17:30 香港・4-6月期域内総生産(前年比予想:+2.3%、1-3月期:+2.1%)
・18:00 ユーロ圏・4-6月期域内総生産速報値(前年比予想:+1.3%、1-3月期:+1.0%)
・18:00 ユーロ圏・7月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
・21:30 米・7月生産者物価コア指数(前年比予想:+0.5%、6月:+0.8%)
・22:00 ユーロ圏財務相会合(ギリシャ支援関連)
・22:15 米・7月鉱工業生産指数(前月比予想:+0.3%、6月:+0.2%)
・22:15 米・7月設備稼働率(予想:78.0%、6月:77.8%)
・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:93.5、7月:93.1)

<SY>

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