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【注目トピックス 日本株】アイレップ Research Memo(2):デジタルマーケティングのソリューションをワンストップで提供。

2016年1月7日 16:30

■会社の概要・沿革等

●概要と沿革
アイレップ<2132>は、サーチ広告(リスティング広告)の広告代理が主力事業のネット広告代理店。「クラインアント側にたってROIの高いマーケティングソリューションを提供し、クライアントの売上・利益の拡大に貢献する。ユーザー側にたって情報流通を最適化し、ユーザーと商品・サービスのベストマッチングを追求する」を企業理念とする。デジタルマーケティング領域における各種サービスをワンストップで提供しており、運用型広告市場(販売代理店経由)におけるシェアトップ。2006年11月に大阪証券取引所ヘラクレス(現、東京証券取引所JASDAQ)に上場、2014年9月に東京証券取引所市場第2部へ市場変更された。

同社の前身は、創業者である高山雅行(たかやままさゆき)氏が1997年11月に設立したWebコンサルティング事業を展開する株式会社アスパイア。設立当初はHPの作成等を手掛ける事業会社でスタートしたが、インターネット広告の将来性に着目し、2000年6月に社名を株式会社アイレップへ変更、検索エンジンマーケティング(SEM)を中心としたインターネット広告代理業を本格的に開始した。

2002年7月に米Google, Inc.(以下、グーグル)のアドワーズ広告(国内第1号代理店)の販売を開始したほか、同年12月にオーバーチュア(株)の「スポンサードサーチ(R)」(現 ヤフーの「Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ(R)」)の販売を開始し、業容を拡大。2004年5月に検索エンジンマーケティングに関する専門的な研究を手掛けるシンクタンク、サーチエンジンマーケティング総合研究所(SEM総研)を開設した。

2006年4月に(株)博報堂DYメディアパートナーズと資本・業務提携したのに続き、2007年12月にはDACと合弁会社(株)レリバンシー・プラス(2011年に同社が完全子会社化)を設立したほか、2009年6月にDACと資本・業務提携により同社がDACの持分法適用会社になるなど、博報堂DYホールディングスグループとの関係を緊密化。さらに、2010年12月にはDACとのより強固な提携関係を構築し、新規大口顧客の獲得、需要が見込まれるモバイル・スマートフォンやグローバル案件などにおけるSEM事業領域での新規事業拡大を進めるために、DACの連結子会社となる。

「中期経営計画2016」を公表した2013年11月以降は、既に進出済みのインドネシア(2013年5月)に続き、2014年1月に中国に子会社を設立したほか、10月にはベトナムの会社を連結子会社化するなど、海外の事業基盤の整備を推進。一方で、運用の自動化システム「Marketia(マーケティア)」の開発加速のために、統合デジタルマーケティングプラットフォームの世界的なリーディングカンパニー、Acquisio, Inc.(カナダ)と、合弁会社(株)アクイジオジャパンを2013年12月に設立したほか、2015年6月にはコンテンツマーケティング事業でランサーズ(株)と業務提携。さらに、10月にはフルスピード<2159>と運用型広告領域支援で業務提携による合弁会社のシンクス設立(12月1日)を発表するなど、インターネット広告業界の環境変化に対応するための資本・業務提携を積極化している。

●大株主の状況(2015年9月末)
2015年9月末時点における親会社DACの保有株式数は15,823千株(保有比率57.7%)、博報堂DYメディアパートナーズが2,175千株(同7.9%)を保有しており、博報堂DYグループの保有株式数は合計で17,998千株、保有比率は65.6%となっている。なお、創業者である高山雅行氏が3,140千株(11.4%)を保有。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

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