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【注目トピックス 日本株】サンコーテクノ Research Memo(2):あと施工アンカーが主力製品、多角化にも積極的

2015年8月19日 16:06

■会社概要

(1)沿革と事業概要

サンコーテクノは1964年、建設用鋲打ち銃、アンカー、工具などの販売を目的に三幸商事(株)として設立された。翌65年にはコンクリート向けの、あと施工アンカー製品である「オールアンカー」の実用新案登録を行い、生産を開始した。これは現在まで続く長寿製品となっている。その後製品ラインアップの拡充を図る一方、1988年にはタイに生産子会社を設立した。また、2004年にはドリル事業の拡充のために石原機械工業(現・(株)IKK)を子会社化した。

サンコーテクノ<3435>は事業の多角化に積極的で、様々な事業に進出してきた。その中で2003年に子会社化した(株)スイコーは、そのセンサー技術をもとにアルコールチェッカーやプリント配線板などの製品へと展開して現在に至っている。また海外進出では2011年にベトナムにタイ現地法人の子会社(同社本体の孫会社)を設立した。現状はベトナム国内の販売拠点であるが、将来的にはタイ子会社同様に生産拠点とする計画だ。

同社の事業は、現在3つに分けられている。主力のファスニング事業は、あと施工アンカーを中心としたファスニング製品と、施工時に使用する工具類(穴開け用ドリルや、鉄筋切断用カッターなど)の製造販売だ。携わるのは、あと施工アンカーの製造が同社本体とタイ子会社、工具の製造がIKKとなっている。

リニューアル事業は、同社のファスニング技術を活用した耐震補強工事などの施工管理太陽光発電装置の取付工事(それに関する材料販売も含む)、及びFRPシート製品の製造販売となっている。リニューアル事業は同社本体が担っている。

センサー事業は、引張試験機やアルコールチェッカーなどの各種測定品や電子機器用プリント配線基盤などの製造販売を行っている。

(2)あと施工アンカーについて

同社の主力製品である、あと施工アンカーとは、主として鉄筋コンクリートに機械や設備等を固定する際に利用される留め具だ。木壁に対しては釘やネジを使用できるがコンクリートの場合にはドリルで穴をあけ、そこにあと施工アンカーを埋め込むことで固定する。あと施工アンカーの対極の概念は「先付けアンカー」と呼ばれるものだ。これは、鉄筋コンクリート構造物において、コンクリートを流し込む前の段階で鉄筋等に固定しておくタイプのものだ。

先付けアンカーは固定する物の位置等が事前に確定している場合には有効だ。しかし、建物完成後に空調機器や照明器具、装飾物などを、それぞれの器具や現場の状況に応じて設置するような場合には、位置決めにおいて融通の利くあと施工アンカーが利用されることになる。あと施工アンカーは大きく金属系の打ち込み式と接着剤によって固定するケミカル系とに大別される。同社は、あと施工アンカー市場において、金属系の芯棒打ち込み式アンカー「オールアンカー」を初めて製品化し(1965年、特許取得)、現在でも約50%の市場シェアを有している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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