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開幕不振で大型補強? 「日経ヘイキンズ」の奮闘ぶりが話題

2016年2月2日 16:00

日経平均株価の値動きをプロ野球チームに見立てる風潮も

日経平均株価の値動きをプロ野球チームに見立てる風潮も

年初からボラティリティ(変動率)の高い相場展開が続いている日本株。中国景気の減速や原油安の影響で、日経平均株価も1月4日の初値1万8818円から、1月21日の1万6017円の安値まで下落。その後、日銀の金融政策決定会合で「マイナス金利」導入が発表されたこともあり、2月に入って1万8000円目前まで上昇している。

このように今年に入って乱高下を繰り返している日経平均に、ネット上では「日経ヘイキンズ」という呼称がつけられ、多くのトレーダーたちの間でその奮闘ぶりが話題となっている。これは、日経平均をひとつのプロ野球チームに見立てて、その値動きを見届けよう、という風潮だ。

最初にこの呼称が注目を集めたのは、日経平均が戦後初となる年初からの5営業日連続下落を記録した1月8日のこと。あるネットユーザーがTwitterで以下のようにつぶやいたことが、話題となった。

〈2002年 千葉ロッテマリーンズ 開幕11連敗 2016年 日経ヘイキンズ 開幕5連敗 まだまだ新記録には遠い(O_O)〉

このつぶやきが、投資まとめサイト「市況かぶ全力2階建」などでも紹介されたことで、瞬く間に「日経ヘイキンズ」という呼称が広まった。前日終値より上昇すれば「勝ち」、下落なら「負け」といった具合に、贔屓のプロ野球チームを応援するファンの気持ちで日経平均の推移をつぶやくネットユーザーが急増しているのだ。

例えば、年初からの下落を受けて「開幕10試合で1勝9敗」「監督更迭の危機」などのつぶやきが登場。前場が好調で後場で失速した日には「中継ぎ大炎上」、寄り付きで株価が天井をつけその後下落が続いて終わると「初回ビッグイニングもダラダラ失点して負け」などと指摘される。

どうも基本的に弱いチームと認識されているようで、1月22日に941円上昇した日でも、場中は「日経ヘイキンズにとって+500円は僅差」「大量リードがあるのにこの不安感w」などとつぶやかれた。そんな弱小チームにとって待望の「大型補強」となったのが、1月29日に発表された日銀の「マイナス金利」導入で、ここからの巻き返しを期待する声は大きい。

なお、「日経ヘイキンズ」の主要メンバーには、エースがトヨタで4番はファストリテイリング(ユニクロ)など、構成銘柄の中でも比重の大きい大企業が名を連ねているようだ。

ちなみにスポーツと株価はまったく無関係のものではない。その相関について、ある市場関係者はこう語る。

「たとえば1997年にサッカー日本代表がW杯初出場を決めた翌日、この日は北海道拓殖銀行の経営破綻が発表されたにもかかわらず日経平均は1200円も上昇しました。人々のマインドが景気や株価を左右する側面は確実にあり、特に国民の注目度の高い人気スポーツの結果は株価に影響を与えやすいといえます」

しかし今回のケースは、スポーツの結果が株価に影響を与えているのではなく、株価自体をひとつのチームに見立てようという試みだ。当たり前のことだが、これが株価に影響を与えることはまずないだろう。とはいえ、ネットユーザーたちにとって日経平均の値動きの注目度が増していることは間違いないようだ。

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