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【注目トピックス 日本株】リプロセル Research Memo(2):幹細胞研究の権威である中辻教授と中内教授が創業に携わる

2016年2月2日 16:01

■会社概要

(1)会社沿革

リプロセル<4978>は世界的な幹細胞研究の権威である京都大学・中辻教授と東京大学・中内教授が創業に携わったバイオベンチャーで、2003年に設立された。当初はES細胞※1の培養技術に関して国内トップの知見を持つ中辻教授の研究室で使用していた培養液や凍結保存液などの研究試薬を他の大学、研究機関に販売することから事業をスタートし、事業領域を拡大するため、2006年には臨床検査受託事業を開始した。

※1 ES細胞(Embryonic stem cells:胚性幹細胞)・・・動物の発生初期段階である胚盤胞期の胚の一部に属する内部細胞塊より作られる細胞で、生体外にて、理論上すべての組織に分化する分化多能性を保ちつつ、ほぼ無限に増殖させる事ができる。

2007年に京都大学の山中伸弥(やまなかしんや)教授が世界初のヒトiPS細胞※2の作製に成功したことで、ヒトiPS細胞が一躍脚光を浴び、同社も2009年に世界で初めてヒトiPS細胞由来の心筋細胞の製造販売を開始した。2013年にはJASDAQ市場に株式を上場し、事業資金を獲得。グローバルでの事業展開を進めていくため、海外のバイオベンチャー4社をM&Aにより相次いで子会社化しており、創薬支援、再生医療分野でグローバルに展開していくだけのプラットフォームをほぼ確立した。

※2 ヒトiPS細胞(Induced pluripotent stem cells:人工多能性幹細胞)・・・体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、多様な細胞に分化できる分化多能性と、無限増殖能を持たせた細胞。
また、2014年には新生銀行<8303>の子会社である新生企業投資(株)と共同でベンチャーキャピタルファンド「Cell Innovation Partners, L.P.」を立上げ、同ファンドに出資する子会社RCパートナーズ(株)を設立している。同ファンドの規模は10億円程度で、国内外のヒトiPS細胞・再生医療関連のバイオベンチャーへの成長資金を提供すると同時に、同社のヒトiPS細胞・再生医療分野の事業強化を図っていくことを目的としている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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