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【注目トピックス 日本株】注目銘柄ダイジェスト(前場):メガバンク、OLC、GMO-APなど

2016年2月9日 11:40

東京電力<9501>:592円(前日比-17円)
メリルリンチ日本証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、目標株価は1090円としている。17.3期末の「一時的公的管理からの離脱」が視野に入り、政府保有の優先株は議決権割合が低下していくため、今後の不確実性は低下と判断しているようだ。電力・ガスの自由化は、地域と業態の枠が消えるほか、料金メニューやサービスの規制も緩和されるため、収支改善の好機になると指摘。なお、マザーズ市況が約5%の急落となるなど、主な投資主体となる個人投資家のマインド低下で、ポジティブな反応は限定的になっている。

関電工<1942>:868円(前日比+91円)
急伸。前日に通期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の120億円から143億円に増額している。1月29日に第3四半期の決算を発表したばかりであり、上振れ期待はあったものの、このタイミングでの上方修正にはインパクトも強まる。屋内線工事の収益性向上に加えて、配電線工事の回復などが業績上振れの背景に。SMBC日興証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も870円から1040円に引き上げている。

メガバンク
軒並み5%を超える下落率となっている。欧州を中心とした世界的な金融株安の流れを引き継ぐ格好になっている。欧州銀行株指数は5.6%の下落、とりわけ、ドイツ銀行は9.5%もの急落に。欧州銀行株は金融緩和が続く環境下で利ざや減少しており、収益性や資本力が不安視されるなど、健全性に対する懸念が強まっているもよう。国内メガバンクもマイナス金利導入の影響が今後強まっていく可能性など懸念視される形に。

OLC<4661>:7995円(前日比+186円)
逆行高。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの入園料を4月1日から値上げすると発表、3年連続での値上げとなる格好に。これまでの経緯から見ても、値上げが集客に与える影響は限定的にとどまっており、収益拡大への期待感が高まる格好に。もともと、17.3月期はTDS15周年で業績期待は高かったが、今回の値上げによって、業績変化率への期待は一段と高まることにも。また、サプライズの強いタイミングでの値上げ実施となり、今後は価格改定ペースが早まる可能性なども指摘される。

朝日ラバー<5162>:802円(前日比-147円)
一時ストップ安。16年3月期業績予想を下方修正している。営業利益見通しは従来の2.91億円から2.00億円(前期は1.14億円)へと引き下げた。工業用ゴム事業について自動車関連製品のASA COLOR LEDの受注が減少していること、第2四半期まで続いたRFIDタグ用ゴム製品の受注減について回復が遅れていること、マイクロ流体デバイスの受注が減少していることなどから売上高が想定を下回った。

クルーズ<2138>:2203円(前日比-412円)
3日ぶり大幅反落。15年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高が前年同期比26.5%増の205.94億円となる一方、営業利益は同18.3%減の15.41億円で着地した。営業減益率は上期(同38.7%減)より改善しているが、一部では16年3月期通期での営業増益を予想する向きもあり、想定内の結果との見方から材料出尽くし感が先行しているようだ。

GMO-AP<4784>:499円(買い気配)
ストップ高買い気配。15年12月期決算を発表している。営業利益は前期比54.6%減の2.97億円だったが、昨年12月21日に発表した修正予想2.50億円を上回って着地した。16年12月期については、営業利益が同2.5倍の7.45億円と大幅増益となる見通しを示している。配当については、15年12月期は無配となっていたが、16年12月期は期末に1株当たり10.00円の実施を予定している。

タツモ<6266>:1470円(前日比+210円)
4日ぶり大幅反発。15年12月期業績の上方修正を発表している。営業利益見通しは従来の8.00億円から10.13億円(14年12月期は15.37億円の赤字)へと引き上げた。原価低減による装置の利益率向上が寄与した。また、繰延税金資産の計上もあり、純利益見通しは7.00億円から10.21億円(同19.43億円の赤字)へと引き上げた。前期業績の上方修正は昨年12月14日発表に続き3度目となる。

<KS>

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