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【注目トピックス 日本株】注目銘柄ダイジェスト(前場):トランスG、三菱UFJ、ファナックなど

2016年2月10日 11:49

KDDI<9433>:2809円(前日比-266円)
売り優勢。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は2210億円で前年同期比1%減、市場予想をやや上回る着地になっているが、ドコモとの比較などでは、相対的にモメンタムは鈍化する格好へ。また、上限500億円、1850万株の自社株買い設定を発表、そのうち、立会外取引で上限1626万株の取得を行う。需給インパクトは限定的だが、一株当たりの価値向上にはつながる形へ。ただ、京セラの保有株売却が今後も続くといった懸念にもつながる格好か。

ファナック<6954>:16025円(前日比+175円)
買い先行。自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の1.02%に当たる200万株を取得上限としており、取得期間は本日から5月9日までとしている。前年には、年間純利益の6割を配当に、2割を自社株買いに充てる方針を発表しており、この方向性に沿ったものであるが、目先の需給下支えにつながるとの期待も。なお、マイナス金利導入に伴い、こうした株主還元策を実施する企業は増加する可能性も。

三菱UFJ<8306>:471.4円(前日比-19.8)
続落。本日もメガバンクは揃って売り優勢の展開に。欧州市場では金融株の下落が継続しており、国内メガバンクにもマイナス金利導入の影響による先行き懸念が強まる状況となっている。リスクオフのなかで資金の貸出先が乏しい中、長期金利のマイナス突入で、一段と利ざやの縮小が懸念される状況にも。なお、ドイツ銀行は債券買戻しとの報道を受けてADRでは下げ幅を縮小させていた。

エンJPN<4849>:3255円(前日比-425円)
大幅続落。15年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比33.7%増の186.93億円、営業利益は同59.8%増の40.76億円だった。主力の求人サイト「エン転職」などが引き続き好調に推移したが、市場予想でも15年4-12月期営業利益は40億円強と見込まれており、ほぼ同水準での着地となった。短期的な材料出尽くし感から、本日は売り優勢の展開となっている。

日写印<7915>:2095円(前日比+205円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表している。野村證券では10-12月期の営業利益は54億円となり、ディバイス事業を中心に野村予想(43億円)を大きく上回ったとしてポジティブに評価しているようである。また、モバイル機器の需要動向や為替動向などが不透明だが、生産性や固定費の管理に大きな問題はないもようと。株価は昨年11月高値をピークに調整が続いていたこともあり、アク抜けを意識した値動きに。

MDNT<2370>:139円(前日比+24円)
大幅反発。医療法人社団 葵会 AOI国際病院と特定細胞加工物製造委受託契約を締結したと発表している。同社が保有する品川細胞培養加工施設で製造する。AOI国際病院は、東京圏国家戦略特別区域における国家戦略特別区域高度医療提供事業を実施する医療機関として選定されており、循環器領域における低侵襲治療を駆使した最先端医療やがん免疫細胞治療などを実施する計画という。

CANBAS<4575>:770円(買い気配)
ストップ高買い気配。東京大学医学部附属病院と、同社が創出し開発中の抗癌剤候補化合物CBP501の膵臓癌発症モデルマウスによる薬効試験について共同研究契約を締結したと発表している。従来は難治性癌で最新の免疫チェックポイント抗体も無効とされている膵臓癌でも、CBP501単独もしくは他の抗癌剤との併用投与によって薬効が発揮されることが期待されているという。

トランスG<2342>:618円(買い気配)
ストップ高買い気配。同社と熊本大学は「ヒト化マウスの開発」に関する共同研究の成果について共同で国際特許出願していたが、今回、日本において当該特許が成立して設定登録されたと発表している。両社はより有用なモデル動物の創出を目指し、10年12月に「ヒト化マウスの開発」に関して共同研究契約を締結した。なお、同社は当該特許に関する技術をさらに発展させた「臓器ヒト化マウス」技術に関しても、15年6月に国際特許出願している。

<KS>

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