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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:原油にらみも、G20への期待感で売りにくい展開

2016年2月24日 19:42

『米株式市場』

23日のNY市場は下落。中国人民元の中心レート引き下げや原油安を背景にアジア・欧州株が軟調となり、この流れから売りが先行した。2月消費者信頼感指数が予想を下回ったことも嫌気された。サウジアラビアのヌアイミ石油相が減産を行わないとの見解を示したほか、イランのザンギャネ石油相も主要産油国の増産凍結案に否定的な発言を行ったことで原油相場が大幅下落となり、これが嫌気されて終日軟調推移となった。ダウ平均は188.88ドル安の16431.78、ナスダックは67.02ポイント安の4503.58。

グローベックスの米株先物はまちまちで推移しており、NYダウでは5ドル高程度を織り込んで推移している。一方で欧州市場は軒並み下落しており、各市場とも1%程度下げて推移している。経済指標では新築住宅販売件数の発表が予定されている。

テクニカル面ではトレンドが出やすいタイミングでもある。一目均衡表では雲下限に接近しており、この雲に跳ね返される可能性がある。一方で、雲は薄く、遅行スパンは上方転換シグナルを発生しているため、一気に雲を突破してくる形状も考えられる。26、27両日に上海で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催を控えているため、売り込みづらいなかで、いったんは突破を試す展開が意識されやすい。もっとも、欧州市場が全般冴えないほか、原油相場に振らされやすい需給状況でもあり、方向感は掴みづらいか。

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