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【ランチタイムコメント】相対的に出遅れているセクターや銘柄への見直し

2016年3月3日 12:13

 日経平均は続伸。148.53円高の16895.08円(出来高概算14億6000万株)で前場の取引を終えている。前日の大幅上昇に対する反動もあり、小幅に反落して始まったが、その後は米株高や原油相場の上昇、為替の円安傾向などを背景に、リバウンド基調が強まっている。途中、北朝鮮のミサイル発射などが伝えられたが反応は限られ、日経平均は一時16955.01円まで上げ幅を拡大させている。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数の強さが目立つ。セクターでは、銀行、海運、鉱業、鉄鋼、証券、保険、電力ガス、卸売、石油石炭、非鉄金属が堅調。半面、陸運、空運、水産農林、精密機器、金属製品などが一服。

 日経平均は節目の17000円にあと45円程度まで迫る場面がみられた。あと一歩届かなかったが、価格帯別出来高では16900-17100円辺りで膨らんでいることもあり、利食いのほか、戻り売りも出やすいところであろう。利食いをこなしながらも底堅さが意識されてくるようだと、レンジ突破も意識されてくる可能性はある。
 セクターでは売り込まれていたセクターの上昇が目立っており、買戻しの流れであろう。米ADP雇用報告の予想を上回る結果やベージュブックでの経済活動の拡大が示されたことから、週末の雇用統計への上振れも意識されやすい。さらに原油相場の底入れの流れから先高感が強まりやすいと考えられ、相対的に出遅れているセクターや銘柄への見直しの動きが強まりそうである。(村瀬智一)

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