マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ザインエレクトロニクス Research Memo(3):韓国・中国向けの液晶テレビ半導体が伸び悩み、減収減益で着地

2016年3月8日 16:04

■決算概要

(1) 2015年12月期の業績動向

ザインエレクトロニクス<6769>の2015年12月期の連結業績は、売上高が前期比6.1%減の3,488百万円、営業利益が同16.1%減の312百万円、経常利益が同40.3%減の530百万円、当期純利益が同42.7%減の378百万円と減収減益決算となった。売上高は2期連続の減収、利益ベースでは4期ぶりの減益となった。第4四半期に入って、中国・韓国向けの液晶テレビ用半導体の売上げが急減したことが要因だ。ただ、11月に会社側が発表した業績修正値に対しては売上げ、利益とも上回って着地している。

売上総利益は前期比5.0%減と減益となったが、総利益率は66.3%と同0.8ポイント上昇した。総利益率の上昇要因は、産業機器の中でも利益率の高い事業を拡大できたことに加えて、低採算だったフルHDテレビ向けの販売が大きく減少したことが要因となっている。市場別の増減率を見ると産業機器向けが前期比9%増、モバイル向けが同28%増、車載向けが同3%増とそれぞれ増益となったのに対して、テレビを中心とした民生向けが同59%減と唯一減益となり、全体の足を引っ張る格好となった。中国・韓国テレビメーカー向けの売上げがフルHDテレビ向けを中心に大きく減少したことが主因だ。

産業機器向けについては、事務機器向けでノイズ耐性に優れた「V-by-One®HS」の需要が堅調に推移したほか、セキュリティカメラ向けについてもフルHD機種の増加に伴い、「V-by-One®HS」の売上げが拡大した。また、アミューズメント向けは下期に入って需要が減少したものの、通期では前期比で堅調に推移した。モバイル向けについては顧客である日系スマートフォンメーカーの出荷台数が増加したことに加えて、ISPを搭載する高解像度カメラモデルが国内外で増加したことが好調の要因となった。車載機器に関してはTier1メーカーに向けた拡販を強化し、車載ディスプレイ向けの採用がスタートしたほか、ドライブレコーダー向けの売上げも増加した。

地域別粗利益で見ると、日本、台湾、その他地域の利益が増益となる一方で、韓国、中国向けが大きく減少したことが減益要因となっている。

当期の研究開発費については、前期比6.3%減の1,168百万円となった。16ギガビット/秒の超高速インターフェース技術の開発や車載インフォテインメント等の表示制御用LSI技術、高解像度カメラソリューション技術の開発などをテーマに効率的な研究開発を実施した。

営業外収支が悪化しているが、これは2014年12月期が期末にかけて円安にシフトしたことで営業外で為替差益213百万円を計上したのに対して、2015年12月期は期末レートがほぼ前期末並みの水準にとどまり、為替差損8百万円を計上したことが主因となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

<HN>

fisco

eth-induction-th

顧客満足度を追求!餃子が大量にもらえるFX会社
餃子最大400個プレゼントをはじめ、次々と魅力的なキャンペーンを展開するヒロセ通商。業界最高水準の取引環境を備え、オリコン日本顧客満足度3年連続1位を獲得した同社を取材した。<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。