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【注目トピックス 日本株】注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、3Dマトリック、カイオムなど

2016年3月15日 11:42

東芝テック<6588>:417円(前日比+47円)
朝方から急伸。延期していた第3四半期の決算を発表、過度な警戒感が後退する展開になっているもよう。退職金の計算の誤りなどが決算発表遅延の背景に。通期業績計画の変更はなし、減損損失計上などで最終大幅赤字となっているが、上半期の決算時に修正済みでもある。なお、本日は想定以上の上昇率となっていることで、東芝の事業リストラによる再編思惑などがあらためて浮上してきていると捉える向きも。

ファナック<6954>:18150円(前日比-275円)
売り先行。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も17000円から13000円に引き下げている。スマホ関連設備投資の減速を主因に、17.3期業績は20%近い営業減益を予想しているようだ。市場コンセンサスは10%程度の減益予想となっている。ロボマシン事業の大幅な減少を見込んでいるようだ。

富山第一銀行<7184>:477円
本日東証1部に新規上場、公開価格470円を6.4%上回る初値500円でスタート、その後はやや軟化する展開になっている。地方銀行を取り巻く環境の厳しさ、30億円レベルの公開規模も一般的なIPO銘柄と比較すると需給懸念が強まりやすいことなどから、厳しいスタートも予想されたが、想定以上の堅調スタートとなる格好に。パッシブファンドの資金流入など中期的な期待材料と捉えられる形でもあるようだ。

しまむら<8227>:13280円(前日比-460円)
軟調。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も16000円から13500円に引き下げている。粗利率の回復力が想定よりも弱いこと、高いハードルに対して既存店売上の伸び率が鈍化すると予想されることから、業績予想を下方修正しているもよう。17.2期営業利益は430億円、18.2期は445億円と予想、それぞれ市場コンセンサスは440億円、460億円となっている。

三井物産<8031>:1409円(前日比-30円)
売り先行。シティグループ証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も1500円から1250円に引き下げている。資源価格は足元で底入れの兆しもあるが、需給などを背景に価格低迷を想定しているようだ。生活産業など非資源事業でも苦戦しており、抜本的な早期改善は期待し難く低水準の利益が続く見込みとしている。つれて、来年度中の減配を予想するとしており、還元を含めたGFマネジメントに不透明感が増すとの見方。

MRT<6034>:4780円(前日比+700円)
3日連続でストップ高。同社とオプティム<3694>が共同で提供する遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」が、14日に日本橋三井ホールにて経済産業省主催で開催された「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2016」でグランプリを受賞したと発表している。審査員からは「物理的、時間的にお医者さんにかかれない場合、遠隔診療により助かる人が増えることは非常に良い」などといった講評があったという。

カイオム<4583>:660円(買い気配)
ストップ高買い気配。がん治療用抗体LIV-2008bについて、スイスのADC Therapeutics社とAntibody Drug Conjugate(ADC)領域での全世界における独占的な開発・販売権に関するオプションライセンス契約を締結したと発表している。本契約の締結時にADCT社より契約一時金を受け取る。ライセンス契約一時金やマイルストーンペイメントを含めると総額約110億円となるほか、製品上市後はロイヤルティも受け取る。

3Dマトリック<7777>:992円(買い気配)
ストップ高買い気配。国立がん研究センターと共同で出願していた界面活性剤ペプチド技術について、「がん幹細胞を含むまたはそれに由来するがんの治療としての適用」に関する特許が日本で成立したと発表している。同社は国立がん研究センター中央病院で本特許技術による新規siRNA核酸製剤「TDM-812」の第I相医師主導治験を実施している。siRNA核酸製剤による治療はがん細胞への選択性の高い治療方法として期待されているという。

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