マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】あいHD Research Memo(7):「ラベルプリンタ」の成長に期待

2016年3月25日 17:07

■中長期展望

過去4年間(2011年6月期−2015年6月期)であい ホールディングス<3076>の営業利益は、2,980百万円から7,118百万円へ大きく増加したが、今後3年間でもさらに成長する可能性が高そうだ。その要因は、今までも成長エンジンとして利益成長に貢献してきた「セキュリティ」と「シルエット」が引き続き伸びる可能性があることに加え、今期から本格的に販売を開始した「ラベルプリンタ」の成長と新たに連結子会社となったNBS Technologies Inc.(Canada)の寄与が期待できるからだ。

(1)セキュリティ事業

●マンション向け市場:新規だけでも成長余地はある
記述のように同社はマンション向けに特化しているが、その理由は、大手に比べて限られた営業リソースを生かすためには特化するほうが、効率が良いからである。下記に述べるようにマンション市場だけでもまだ成長余地は大きいので、あちこちの市場(向け先)へ全方位の営業展開をするのではなく、まずはこの市場を取り込むことを当面の重点戦略としているが、この戦略が功を奏している。

では同社が重点戦略としているマンション向け市場は、まだ拡大余地があるのだろうか。同社によれば、国内の既設分譲マンションは約12万棟あるが、このうち同社の監視カメラシステムを導入済みなのは既に2万棟を超えるものの、シェアとしてはわずか20%程度である。同業他社から更新需要を奪うことでシェアアップはまだまだ可能であると予想している。また以前はあまり注力していなかった賃貸マンション向けもまだ拡大余地はありそうだ。特に大手ハウスメーカー系不動産会社との提携が大きな推進力となっているが同社の占有率はまだ僅かであると予想しており、この大手ハウスメーカー系不動産会社経由だけでも成長余地はあるだろう。さらに今後は、他のハウスメーカー系やマンション管理会社との提携の可能性もあり、賃貸マンション向けはさらに増加する可能性が高い。

●更新需要による底上げ
マンションにおける監視カメラシステムは、6年間のリースを組むことが大多数である。したがって、多くの場合6年後には新たに更新需要が発生する。むろんリース満了を迎えたすべての顧客(管理組合)が引き続き同社との契約を更新するわけではなく、同社によれば約10%は他社へ切り換え、約90%は同社との契約を更新するそうだ。したがって、累積での契約件数を増やすことで、6年ごとに再需要が発生することになり、この更新需要がマンション向け契約数を底上げしている。

●法人向け市場も追い風
現在ではマンション向けに特化しているが、昨今では下記のような法人向け市場も伸びる可能性が高くなってきた。さらに販売面でも情報機器メーカーの大手であるリコーの販売会社が同社の販売代理店になったことで法人向けも引き続き伸びていく可能性が高い。

▲公共施設
強盗や通り魔事件などの凶悪犯罪の多くが、監視カメラの映像を分析することで解決しており、今後も駅、空港、イベントホールなどの公共施設・場所には多くの監視カメラが設置されると予想される。また準公共施設である商店街、街中、駐車場、マンション等でも同様の理由により監視カメラ設置の傾向は強まると予想される。

▲企業設備
以前から監視カメラを設置している小売企業(スーパーやコンビニエンスストア等)に加えて、最近では金融機関での不正や食品工場での毒物混入、さらには個人情報持ち出し事件などの影響もあり、企業内(オフィス、工場等)でも監視カメラを設置する傾向が強まっている。また監視システムを既設の企業においても、監視用カメラの台数を増やす傾向が強まっている。

以前は「プライバシー保護」の点から監視カメラの設置を躊躇する団体や企業が多かったが、近年では「犯罪防止」の機運のほうが高くなっており、同社のセキュリティ事業にとっては完全に追い風だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

<HN>

fisco

eth-induction-th

顧客満足度を追求!餃子が大量にもらえるFX会社
餃子最大400個プレゼントをはじめ、次々と魅力的なキャンペーンを展開するヒロセ通商。業界最高水準の取引環境を備え、オリコン日本顧客満足度3年連続1位を獲得した同社を取材した。<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。