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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル弱含みか、米FRB議長の利上げ慎重姿勢で

2016年3月30日 17:22

今日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開となりそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で今後の利上げ方針に慎重な姿勢を示したことで、最近高まっていた早期引き締め観測が大きく後退。前日からのドル売りが続く可能性はあろう。

イエレンFRB議長は29日(日本時間30日未明)にニューヨークで行なった講演で「見通しへのリスクを踏まえると、政策調整を慎重に進めることが妥当だ」との考えを示した。この発言を受け失望感が広がり、30日のアジア取引時間帯に112円22銭まで下落。ロックハート・アトランタ連銀総裁が4月の追加利上げの可能性に言及するなど、このところの金融当局者による強気な姿勢がドルを押し上げていたが、イエレン議長の慎重な姿勢はドル相場を反転させた。

ある邦銀関係者は「米利上げ回数は4月の見送りで年3回と想定していたが、イエレン議長の発言で年2回に見通しを修正した」とした上でドルは売られやすい地合いになったと指摘する。今晩に関しては4月1日発表の米雇用統計の前哨戦となる21時15分の3月ADP全米雇用報告が注目される。予想通り前回を下回ればドルは一段安が見込まれる。逆に、予想に反して堅調となり、また原油や米国株が崩れなかったとしてもドルは113円台まで戻すの難しいかもしれない。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・3月景況感指数(予想:103.8、2月:103.8)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-3.3%)
・21:00 独・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:+0.1%、2月:0.0%)
・21:15 米・3月ADP全米雇用報告(予想:+19.7万人、2月:+21.4万人)
・02:00 エバンス米シカゴ連銀総裁講演(米経済と金融政策)
・02:00 米財務省7年債入札(280億ドル)

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