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【注目トピックス 市況・概況】週明けは米雇用統計好感も円高が重しか【クロージング】

2016年4月1日 16:44

1日の日経平均は大幅に下落。594.51円安の16164.16円(出来高概算25億7000万株)で取引を終えた。米国市場が弱含みだったほか、為替市場での円高に加え、日銀短観では大企業製造業DIが2四半期ぶりに悪化したことが嫌気された。また、28年度上期の想定レートは117円45銭と伝わると、足元の為替水準との乖離の大きさが先行き業績下振れへの警戒につながった。朝方からじり安基調が続き、後場半ばには下落幅が一時600円を超える場面もみられた。その後も大きなリバウンドも無く、日経平均は約1ヶ月ぶりの安値水準で取引を終えた。

セクターでは33業種全てが下げており、電気機器が下落率トップ。電力ガス、鉱業、機械、証券、ガラス土石、保険、鉄鋼などが4%超の下落率に。一方、唯一1%台の下げにとどまっていた情報通信は、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>が堅調となり、下支えした格好。

全面安で1ヶ月ぶりの安値水準と、波乱の新年度相場入りとなった。テクニカル面ではボリンジャーバンドでは-2σまで下げたほか、一目均衡表では基準線を割り込み、一気に雲下限レベルまで下げてきている。そのため、シグナルが悪化しているが、一旦は自律反発が試されるところでもあろう。

米雇用統計を受けた流れになろうが、今回のイエレンFRB議長発言のインパクトにより、早期利上げ観測が強まりづらいだろう。雇用統計が強い結果となっても利上げ観測は再燃しないとみられ、ドル高修正の流れが重しになりそうである。

<AK>

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