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FiscoNews

【本日の注目個別銘柄】東洋電、日立物流、OLCなど

2016年4月6日 16:47

<2670> ABCマート 7260 +160堅調。16.2期営業利益は410億円、前期比3%増になる見通しとの観測報道が伝わっている。市場コンセンサス並みの水準でインパクトは乏しいものの、13期連続での過去最高益更新と安定した業績成長に対する評価なども高まる格好のようだ。ほか、一昨日に発表した3月の月次動向が計画を上振れる推移になっていること、足元の円高進行によるコスト低減期待などもポジティブ材料に捉えられる。

<8923> トーセイ 777 +6買い先行。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は41.3億円で前年同期比74.5%増益、上半期計画45.5億円に対する進捗率は90%超に達している。戸建住宅や商業施設などの販売が拡大して、不動産開発事業が大幅な増益となっている。不動産売却のタイミングが左右するとはいえ、進捗率の高さから業績上振れ期待などが先行する格好に。

<1605> 国際帝石 772.4 -5.6朝方は買いが先行。前日に業績予想の修正を発表している。営業利益は3640億円から3890億円に上方修正しているが、減損損失の計上によって、最終利益は520億円から260億円に下方修正。減損に関しては、北米やアジアで保有する油田やガス田の採算が悪化して、投資回収が難しいと判断したもよう。ただ、減損計上の必要性などは指摘されていたため、特段サプライズは大きくなっていない。寄り付き前から原油市況が時間外で上昇したことで買いが先行。

<7269> スズキ 2895 +98.5買い優勢。前日にインド事業説明会が開催されているもよう。マルチ・スズキの15年度販売速報値は1305千台で前年度比11.4%増、前期に続いての2ケタ成長となっているようだ。速報値ベースでのシェアは47%まで上昇しており、今期以降も1ケタ台後半の底堅い需要拡大が続く見通しとしている。インドでは利下げも実施されており、インド事業のさらなる拡大期待にもつながっているようだ。UBS証券では投資判断を「セル」から「ニュートラル」に格上げ。

<4661> OLC 7762 +226買い先行。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も5550円から11600円に引き上げている。20.3期以降の刷新・拡張による収容能力増強で、今後は新たな収益拡大局面に入ると考えているようだ。業績が最高利益更新ステージに入るため、株価も過去最高値を上回るっていくと想定しており、それを先取りする投資戦略としている。

<6505> 東洋電 324 -59下落率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は8.2億円で前年同期比10.5%減益となり、通期予想は従来の21億円から17億円に下方修正している。海外向け受注案件の期ずれが発生したこと、新規案件の獲得増に伴う設計費が見込まれることなどが背景。上半期が上振れ着地であったことからも、ネガティブなインパクトが強まる形に。

<9508> 九州電力 1102 +74前場中頃から上げ幅を広げる展開に。福岡高等裁判所の宮崎支部では、地元住民が求めた川内原発1、2号機の運転差し止め仮処分の抗告審で、住民側の主張を退けたと伝わっている。関西電力の高浜原発が、大津地方裁判所の仮処分命令で運転停止に追い込まれていたことから、警戒感も高まっていたとみられる。住民の再稼働差し止め運動が広がっていくといった過度な警戒感の後退で、他の電力株にも買い安心感が全般波及している。

<9086> 日立物流 1803 +56しっかり。前日には、SGホールディングス、佐川急便との戦略的資本提携に関する説明会を実施している。SMBC日興証券では、マネジメントがシナジーに対して期待を抱いていると指摘。また、17.3期からの中期経営計画を4、5月中に発表するとみられるが、佐川急便の持分法利益も含んだ業績予想が開示されることで、株式市場の注目は改めて業績に向く可能性があるとしている。

<XH>

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