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【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~引き続き為替相場を睨みながらの相場展開に

2016年4月7日 12:26

7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・引き続き為替相場を睨みながらの相場展開に
・ドル・円は109円26銭付近、ドル1年半ぶり安値、日本株の弱含み受け
・7&I-HD<3382>が、セブン-イレブン・ジャパンの井阪社長を交代する人事案

■引き続き為替相場を睨みながらの相場展開に

日経平均は続落。39.40円安の15675.96円(出来高概算10億6000万株)で前場の取引を終えている。米株高の流れを受けて買い先行の展開。前日まででアベノミクス初の7日続落となっていたこともあり、日柄的にも自律反発が期待されやすいところだった。その後も、黒田日銀総裁による「必要な場合には3つの次元で追加的な金融緩和措置」を講じると支店長会議で強調したと伝わると、先物主導によるインデックス売買によって一時15871.10円まで上げ幅を拡大させる場面をみせている。

しかし、自律反発の域は脱せず、その後は円相場が1ドル109円20銭台と円高が強まるなか、日経平均は前引けにかけて下げに転じている。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が上回っているほか、規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下落。セクターでは原油相場の上昇を受けて、鉱業、石油石炭が上昇。一方で小売、輸送用機器、食料品、空運、機械、電力ガス、非鉄金属、保険などが冴えない。

これまでも後場に入り弱含みとなる状況が続いていたが、本日も同様の展開となっている。円相場は昼休みの段階で1ドル109円20銭を下回る場面がみられており、様子見姿勢が強まりそうである。インデックスに絡んだ商いが中心とみられるが、日経平均は5日線が上値抵抗として意識されている状況。引き続き為替相場を睨みながらの相場展開となる。

そのため短期資金などは中小型株などシフトしやすいだろうが、本日はSOSEI<4565>が大商いとなった。ストップ高をつけた後に業績報道で振らされたが、再びストップ高に張り付いている。この状態が続くようだと他の中小型株へ物色の矛先が向かう可能性がありそうだ。しかし、寄り付いた後に上げ幅を縮小する流れに向かってしまうと、換金売りの流れが波及することもやや警戒しておく必要はありそうだ。

(株式部長 村瀬智一)

■ドル・円は109円26銭付近、ドル1年半ぶり安値、日本株の弱含み受け

7日午前の東京外為市場で、ドル・円は1年半ぶり安値となる109円16銭まで一時下落した。株安を受けた値動き。

日経平均株価の弱含みを受けドル・円はリスク回避的な動きが広がり、一時109円16銭まで下落。「ハロウィーン緩和」が打ち出された2014年10月31日の安値を下回った。その後ドル売りは一服。

ただ、上海総合指数がマイナス圏推移のほかランチタイムの日経平均先物も軟調地合いのためドルは目先も売りが続き、下値を模索する展開となろう。

ここまでドル・円は109円16銭から109円90銭、ユーロ・ドルは1.1392ドルから1.1416ドル、ユーロ・円は124円51銭から125円31銭で推移。

12時22分時点のドル・円は109円26銭、ユーロ・円は124円54銭、ポンド・円は154円16銭、豪ドル・円は82円93銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄

・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、日経平均約26円押し下げ
・7&I-HD<3382>が、セブン-イレブン・ジャパンの井阪社長を交代する人事案
・情報・通信業、医薬品に資金が向かっている
・菅官房長官
「為替の過度な変動は悪影響を与えるもの」
「足元の為替市場は偏った動き、場合によっては必要な措置をとる

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・14:00 日銀4月地域経済報告

<海外>
・特になし

<WA>

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