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【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~17000円の攻防は想定済み、買戻しの流れを意識

2016年4月20日 12:23

20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・17000円の攻防は想定済み、買戻しの流れを意識
・ドル・円は108円98銭付近、ドル弱含み、日本株の上げ幅縮小で
・値上がり寄与トップは京セラ<6971>~電子部品関連が堅調~

■17000円の攻防は想定済み、買戻しの流れを意識

日経平均は続伸。102.86円高の16977.30円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。19日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の17025円と節目の17000円を回復してきているなか、これにさや寄せする格好から日経平均は17000円を回復して始まった。その後は寄り付き直後につけた17099.36円を高値にこう着感の強い相場展開となった。

セクターでは原油相場の上昇を受けて、石油石炭が上昇率トップ。鉱業、その他金融、海運、電気機器、ガラス土石、倉庫運輸、機械、非鉄金属などが上位に。一方で、空運、保険、情報通信、パルプ紙は小幅に下落している。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。売買代金上位では、ソニー<6758>、グリーンペプタイド<4594>、三井住友<8316>、PD<4587>、村田製<6981>、ジグソー<3914>が堅調。半面、SOSEI<4565>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>が利食い優勢に。

日経平均は17000円を回復した後は、同水準でのもち合いが続いている。価格帯別出来高で商いが膨れている水準であることから、強弱感が対立しやすいところであろう。また、原油相場上昇が上げの一因となっているが、原油相場は時間外で弱含みに推移しており、反動安が警戒されているようである。円相場がやや円高に振れて推移していることも、手掛けづらくさせている。

もっとも、上値の重さは想定内であり、ファーストリテ<9983>の弱い動きをみると、後場もこう着感の強い相場展開が続きそうである。しかし、追加緩和期待などから先高期待は根強く、TDK<6762>、京セラ<6971>の強い動きなどをみると、売られていた銘柄への買戻しの流れは意識されやすい。新興市場は、SOSEI<4565>が一服しているため、やや利食いも出やすいだろうが、マザーズなどは資金回転が利いている市場でもあり、押し目買い意欲は強そうだ。

(株式部長 村瀬智一)

■ドル・円は108円98銭付近、ドル弱含み、日本株の上げ幅縮小で

20日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価の上げ幅縮小を受けた値動き。ドル・円は朝方109円33銭を付けた後、株価にらみの展開に。日経平均株価は上げ幅を縮小し17000円を割り込んだことで、ドル・円は値を下げた。ただ、ドルは一時108円92銭まで下げた後は再び109円を回復。足元は下げ渋る展開となっている。

ランチタイムの日経平均先物は引き続き底堅く、株安を警戒したリスク回避的な円買いのフローは増えていない。一方で上海総合指数は不安定な値動きのため、ドルは午後の取引でもみあう展開を予想する。

ここまではドル・円は108円92銭から109円33銭、ユーロ・ドルは1.1354ドルから1.1369ドル、ユーロ・円は123円80銭から124円17銭で推移。

12時21分時点のドル・円は108円98銭、ユーロ・円は123円95銭、ポンド・円は156円75銭、豪ドル・円は84円87銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄

・出光興産<5019>が16年3月期業績の修正を発表して急伸
・菅官房長官「1%刻みの消費増税案は考えたことがない」
・値上がり寄与トップは京セラ<6971>~電子部品関連が堅調~

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・特になし

<海外>
・15:00 独・3月生産者物価指数(前年比予想:-2.9%、2月:-3.0%)

<WA>

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