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【注目トピックス 日本株】ソーバル Research Memo(7):人材面の諸施策の展開により着実に優秀な人材を確保

2016年4月20日 15:42

■2016年2月期トピックス

(2)人材確保のための採用戦術

ソーバル<2186>の主力であるファームウェアは、デジタル機器の性能競争が激化する現在において仕事はいくらでも確保できる環境にある。したがって、仕事をこなすための人員さえ確保できれば、比例して事業が拡大できる。

しかし、人材の確保は容易ではない。ファームウェアの開発は他のソフトウェア開発と違う特殊性があり、通常のエンジニアよりも高いスキルが求められ、それだけのスキルを持つエンジニアの絶対数がそもそも少ない。自社で育成するにしても、企業の人材不足から新卒の優秀な学生の確保が困難になってきている。このような背景から、人材確保は足元での最も大きな課題となっている。

この課題を克服するために同社は独自の採用戦術を展開している。2014年2月期までに自ら採用活動ができる体制を整え、2015年2月期からは、新たにインターンシップ制度を開始した。2016年度の新卒者向けには、SE・プログラマーの仕事が体験できる「プログラミング入門セミナー」(1日間)、業界研究及び社会人マナーを学ぶ「スタートアップセミナー」(1日間)、アンドロイドアプリケーションの開発体験を行う「Androidアプリケーション開発体験セミナー」(3日間)、電子オルゴールの作成体験によって組込ソフトの開発経験ができる「組込ソフトウェア開発体験」(3日間)を開催した。「組込ソフトウェア開発体験」のみC言語プログラミング経験が必要だが、それ以外のセミナーは文系・理系を問わず、興味がある学生ならば誰でも参加できるようにしたことで、幅広い層の学生が多数参加したという。

「人を何よりも大切にする」という経営姿勢も人材確保の大きなポイントである。エンジニアのワークライフバランスを充実するため、残業時間を極力減らす運営を行っている。また、(株)東洋経済新報社が調べた「有給休暇取得率」ランキングでは、サービス業では2013年から4年連続で2位を獲得している。

また、2016年2月には、グループ会社の(株)MCTECの吸収合併を決めた。MCTECは業績が黒字でグループへの収益貢献もしているが、合併した第1の理由は採用戦略のためである。MCTEC単独では優秀な人材が集まりにくいため、ソーバル本体と一体になることで、採用を強化できると考えた。また、一体になることで、業務のシナジー効果も期待できるとしている。

さらに、社会貢献活動による企業イメージの向上にも力を入れている。16年2月期だけでも、南太平洋を襲った大型サイクロン(2015年3月)、ネパール地震(2015年4月)、台湾地震(2016年2月)へそれぞれ救援金を送った。国内においても、2015年9月に東京・お台場海浜公園で行われた清掃活動「東京ベイクリーンアップ大作戦」(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン主催)に社員など関係者76人が参加し、約173キログラムのゴミを回収した。

これらの地道な人材確保戦略が奏功し、2016年4月の新卒がほぼ予定どおりの人員を確保できたように、着実に優秀な人材確保を実現できている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)

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