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【注目トピックス 市況・概況】新興市場見通し:日銀決定会合通過後は利食い売り優勢に転じる余地もあろう

2016年4月23日 15:51

先週の新興市場は、外部環境の改善を背景に日経平均がリバウンド色を一段と強めるなか、上値追いの動きを継続させる展開となった。とりわけ、指数寄与度が高いそーせいグループ<4565>の上昇がけん引役となり、マザーズ指数は前週末比でほぼ2ケタの急伸となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+4.3%であったのに対して、マザーズ指数は+9.6%、日経ジャスダック平均は+1.4%だった。

個別では、子会社と英社の提携締結が発表されたそーせいグループが週間で25.5%高と急伸、サイバーダイン<7779>も同10.7%高、ジグソー<3914>も同21.2%高と、マザーズ主力銘柄はほぼ揃って大きく上昇している。ほか、ブランジスタ<6176>、アカツキ<3932>なども2ケタの急騰となっている。一方、ジャスダックの主力では、マクドナルド<2702>が同1.2%安、ハーモニック<6324>が同5.1%安、セリア<2782>が同5.6%安と総じて伸び悩み。テーマ別では、そーせいグループがけん引役となる形で、フェニックスバイオ<6190>、シンバイオ<4582>、ラクオリア<4579>、リプロセル<4978>、グリーンペプタイド<4594>などのバイオ関連が総じて大幅高に。ほか、アクセルマーク<3624>は新タイトルへの期待感で週間上昇率が倍化、パスポート<7577>は健康CP<2928>との資本業務提携で78.2%高、メドレックス<4586>は経産省プロジェクトでの事業成果発表を手掛かりに60.8%高、データセク<3905>はビックデータ利活用での新サービスなどに対する期待感で33.9%高、チエル<3933>はデジタル教科書関連として買われて30.4%高。日本ライフL<7575>、大井電気<6822>などは上方修正が評価材料となる。

IPOでは、4月18日にグローバルウェイ<3936>がマザーズへ新規上場した。公開規模の小ささや事業内容に関心が集まり、上場2日目に公開価格比4.7倍となる初値をつけた。その後はいったん上げ幅を広げた後、利食い売りが優勢となっている。21日に東証2部に上場したジャパンミート<3539>は同3.0%高で初値を示現、公開規模の大きさが重しとなり落ち着いた初値も、その後は堅調な推移に。

今来週の新興市場は、日銀の追加金融緩和期待で引き続き大型株の堅調推移が見込める中、リスク許容度が増した個人投資家の積極的な値幅取りの動きが継続して、買い先行の展開が想定される。ただ、信用取引規制の影響も加わり、そーせいグループの高値波乱リスクなどには警戒が必要。日銀決定会合後はいったん利食い売り優勢に転じる可能性も高いだろう。主力企業の決算発表が本格化することで、短期資金の関心がテーマより決算に向かう公算があることも、新興市場には逆風となる余地。なお、週末に報じられているヒトのゲノム編集容認報道は、週初のバイオ関連物色に追い風。

今・来週では4月25日にアンジェス<4563>、アパマンショップ<8889>、27日にブランジスタ<6176>、沖縄セルラー<9436>、28日にインベスターC<1435>、ザイン<6769>、アクモス<6888>、J・TEC<7774>、5月2日に日本ライフL、6日に夢真<2362>、大塚家具<8186>などが決算発表を予定している。アンジェスの決算が他のバイオ関連銘柄に与える影響は限定的だろうが、関連銘柄に高値警戒感が強まる中で注目度は高めておきたい。一方、ザインなどハイテク株に関しては、ガイダンスリスクがあらためて関連銘柄に強まっていく流れも想定しておく必要はあろう。なお、IPOは現在のところ予定されていない。

<FA>

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