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【注目トピックス 市況・概況】米国株式市場見通し:4月FOMCが開催予定

2016年4月23日 15:50

先週は主要産油国による増産凍結を巡る交渉が決裂した一方で、米国の原油在庫が予想外に減少したことで原油相場は週を通じて上昇している。主要産油国による次回の協議は5月の開催が予定されているが、まずは国際エネルギー機関(IEA)が発表する在庫統計で原油在庫に減少の兆しが見られるかに注目したい。今週は26-27日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。FOMCでは政策変更の可能性は低いが、声明文などから利上げ時期のタイミングを探ることになりそうだ。

今週の経済指標では3月新築住宅販売件数(25日)、4月消費者信頼感指数(26日)、1-3月期GDP速報値(28日)、3月個人所得・支出(29日)、などの発表が予定されている。来週は、4月ISM製造業景況指数(1日)、ADP雇用統計(4日)、3月貿易収支(4日)、ISM非製造業景況指数(4日)、4月雇用統計(6日)などの発表が予定されている。アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」の試算(4月19日時点)によると、1-3月期GDP成長率は+0.3%と市場予想を下回る低調な伸びが予想されている。

今週も多数の決算発表が予定されている。携帯端末のアップル(26日)、短文投稿サイトのツイッター(26日)、通信のTモバイルUS(26日)、ソーシャル・ネットワークのフェイスブック(27日)、自動車のフォード(28日)、決済ネットワークのマスターカード(28日)、石油のエクソンモービル(29日)などがある。来週は、製薬のファイザー(3日)やメルク(5日)、通信のスプリント(3日)、旅行予約サイトのプライスライン(4日)、メディアの21世紀フォックス(4日)、電気自動車のテスラ・モーターズ(4日)、口コミサイトのイェルプ(5日)などが予定されている。フェイスブックの10-12月期決算は広告事業の好調さが目立っており、引き続き業績を押し上げることが期待される。TモバイルUSの10-12月期決算では、料金後払い方式契約者数が129万件となり、サービス収入が業界唯一のプラス成長となった。引き続き、他社を上回る契約者数の増加が予想される。

22日時点のファクトセット社の集計によるとS&P500構成銘柄の26%が決算発表を終了し、76%が利益、55%が売上高のアナリスト予想を上回った。全体では、先月末時点で8.6%の減益が予想されていたが、8.9%の減益見通しへと悪化した。エネルギーや素材セクターが共に先月末時点の予想を下回る利益成長となったことが主因だ。また、時価総額が大きいハイテク大手の決算が相次いで予想を下振れたことも一因だろう。

(Horiko Capital Management LLC)

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