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映画館での「隣席ガチャ」リスクを回避するには

映画館の「隣席ガチャ」問題に悩まされている人は少なくない

映画館の「隣席ガチャ」問題に悩まされている人は少なくない

 映画料金の値上げ発表が相次いでいる。TOHOシネマズは、6月1日から一般の鑑賞料金を1800円から1900円に値上げ。109シネマズも6月1日から100円の値上げ、新宿バルト9も同様に6月1日から100円値上げする。

 主な値上げ理由は、人件費や設備投資等の運営コストの上昇だという。ただでさえ高いと言われることもあるが、映画料金の値上げにより、映画離れの加速も予想される。

「映画料金が値上げされることに加え、昨今はNetflixやHuluといった動画配信サービスで、月額1000円前後で映画を気軽に楽しむユーザーも増えています。もちろん映画館で観るのと家で観るのとでは、まったく別の体験ですが、それでも映画館で映画を観るという行為が、今まで以上に割高に感じられる状況なのは間違いない」(エンタメライター)

 また近頃、ネット上で話題になっているのが、「隣席ガチャ」あるいは「客ガチャ」という言葉だ。映画館やコンサートなどの場合、自分の席の周囲の観客を選ぶことができず、時にマナーの悪い観客にあたってしまうこともある。そういったランダム性をスマホゲームなどの「ガチャ」になぞらえて、ネットユーザーたちが「隣席ガチャ」「客ガチャ」と呼んでいるのだ。

「たとえば、隣の席のお客さんが、上映中ボソボソ会話をしていたり、スマホをいじっていたり、音を立てて何かを食べていたり……といった経験がある人も多いと思います。それが“隣席ガチャでハズレを引く”ということです。2000円近くのお金を払って映画を見て行っているのに、“隣席ガチャ”でハズレを引くリスクがあるというのはあまりにも理不尽だと考える人が増えている。それならば、絶対にハズレを引く可能性がない家で観た方が良いということで、映画館に行かなくなる人もいるようです」(前出・エンタメライター)

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