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【注目トピックス 外国株】10日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高、運輸関連株が買われる

2016年5月10日 17:04

10日の中国本土マーケットは小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比0.48ポイント(0.02%)高の2832.59ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、0.56ポイント(0.02%)高の2964.10ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は1.47ポイント(0.41%)安の358.58ポイント、深センB株指数は0.38ポイント(0.04%)高の1065.58ポイントで終了した。

前日の終値を挟み、一進一退の値動き。相次ぎ公表された4月の経済指標が強弱感の分かれる内容だったため、全体として方向感を欠いた。製造業PMIや貿易統計は下振れしたものの、本日の寄り付き直後に公表された物価統計は無難に着地している。消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%(予想と一致)、生産者物価指数(PPI)は3.4%低下(予想は3.7%低下)という結果。企業活動の目安となるPPIが改善したことで、国内景気の過度な鈍化懸念がやや薄らいだ。

業種別では、海運や空運の運輸関連株が高い。中海集装箱運輸(601866/SH)が10.0%、中国春秋航空(601021/SH)が3.2%ずつ値を上げた。昨夜の原油相場が大幅続落するなか、燃油コストの低減が期待されている。家電などの製造業もしっかり。白物家電最大手の青島海爾(600690/SH)が4.0%高で引けた。インフラ関連株や消費関連株、自動車株なども買われている。

半面、銀行や保険、証券など金融株はさえない。招商銀行(600036/SH)が1.5%安で引けた。不動産株や素材関連株なども売られている。
【亜州IR】

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