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【注目トピックス 日本株】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:ブランジスタの教訓

2016年5月24日 13:32

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年5月24日7時に執筆

東証マザーズで一大相場を演じたブランジスタ<6176>の株価が大崩れしている。先週の立会い日数5日間のうちで4回のストップ安を記録、16日の高値15850円から20日の引け値5880円にいたる下落幅はなんと約10000円にまで及んでいる。

「山高ければ谷深し」とはいえ、ロスカットを決断するまでの時間的余裕すら与えないような正真正銘の大暴落である。とはいえ、このようなブランジスタの値動きを引き合いにして「新興株バブルの崩壊」と騒ぎ立てるつもりは毛頭ない。

目先の相場全体に大きな影響を及ぼす人気銘柄の暴落だけに、その好ましくない影響から教訓を学ぼうとすることが大切になってくる。

ブランジスタのような暴騰・暴落を目の当たりにした投資家は、今後上昇する銘柄の利食いのスピードをより早めてくるだろう。これが、他の銘柄が受ける影響として最も注意するべき点ではないだろうか。

個人投資家の手持ち株の売り方も少々乱暴になってくるだろう。株価のトレンドを崩すような「まとめ売り」を日中足チャートの分岐点でぶつけてくることが増えるかもしれない。投資家に心理的余裕が無くなり、投資対象の銘柄を使い捨て商品のごとく扱う傾向が出はじめるのは、人気株が暴落し投資余力を一気に喪失したときのトラウマによるものとも解釈できる。

最近の新興市場で物色人気を集める銘柄の多くが、現時点での株価を業績では説明できないものばかりだ。上値を突き進むスピードは素晴らしいが、反面でわずかの利食い売りで一気に遠慮のない長い陰線を刻み込むことも珍しくない。「またすぐに戻ってくる」といった奥ゆかしさは命取りだ。

だからこそ売買の回数は増え、滞在時間もより短くなる。値を崩さないように気を使いながら売り抜けようとする者ばかりではない。「面倒だから成り行きでズドン」で処分する者のわずかな1注文から相場は音を立てて崩れていく。

個別株の相場というものは、実はその銘柄に参加する投資家の性質に大きく左右される。株価を叩きつけるような売り方をする投資家が集まる銘柄は、分足を追っていれば容易に判断がつく。投資家心理が荒れ果てたとき、それが回復するには相当の時間を要する。ブランジスタのような大崩れした銘柄のリバウンド狙いに気持ちが引き寄せられるが、あえて近づかないほうが良いと気を引き締めることが、教訓を生かすことではないだろうか。

※「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す個人投資家向け株式ブログです。単なる上がる株・下がる株の予想屋を標榜とせず、株式投資を通じて社会全般と経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログとなるよう日々アクティブな情報発信に励んでおります。当ブログの監視銘柄は直接「兜町放浪記」にお立ち寄りいただくことをオススメします。

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執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記

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