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リモートワークの快適さを味わった女性「もう元の生活に戻れない」

リモートワークの普及でこれまでの仕事のムダな部分があぶり出された?(イメージ)

リモートワークの普及でこれまでの仕事のムダな部分があぶり出された?(イメージ)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「リモートワーク」の急速な普及で、これまでの仕事のあり方が大きく変化している。中には「早くお客さんと顔を付きあわせて打ち合わせをしたい」「やっぱりフェイス・トゥ・フェイスでなくては仕事は進まない」といったネガティブな意見もあるだろう。だが、緊急事態宣言の“出口”について議論され始める中で、今の在宅での仕事スタイルが終わってほしくない……と考える人もいるようだ。

 30代のフリーライター・Aさん(女性)は、今回の外出自粛要請の中での仕事の進め方が、これまでの16年ほどの仕事人生でもっとも快適だという。

「なにせ、私は朝が弱いので、朝10時とかの取材なんかはいつも『勘弁してよ……』と思っていました。7時30分には起きてお風呂に入り、朝ごはんを食べて備えるのは本当に苦痛でした。でも、今は10時の取材であってもZoomや電話を使った取材ばかりなので、お風呂に入らないでもいいし、ほとんど化粧もする必要がありません。9時45分に起きればそれで仕事ができるので本当に仕事がラクになりました」

 Aさんは、かつて「ちゃんと化粧をしていないのは失礼」「髪の毛が乱れている」などと指摘されることもあったため、午前中に人と会う仕事がある場合は早起きをして、見た目にも気を遣うようにしてきた。

「私にとってはリモートワークって最高です! 仕事は『対面でなくてはダメです』という価値観って今回完全に壊れたんじゃないですかね? 私のようなライター以外でも、多くのサラリーマンが不要な慣例はなくして、『とりあえず仕事が進めばいい』といった合理的な考え方に変わったのではないかと思います」

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