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【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~自動車の一角が堅調な点はポジティブ、メガバンクの弱さが気掛かり

2016年7月4日 12:27

4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・自動車の一角が堅調な点はポジティブだがメガバンクの弱さ気掛かり
・102円75銭付近、ドルは上値が重い、豪総選挙の不透明感を意識
・コニカミノルタ、セイコーなど5社のレーティング格下げ

■自動車の一角が堅調な点はポジティブだがメガバンクの弱さ気掛かり

日経平均は続伸。69.33円高の15751.81円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた。1日の米国市場ではNYダウが小幅ながら4日続伸だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の15560円となるなか、利食い先行で始まった。しかし、寄り付き直後につけた15553.92円を安値に、その後は下げ幅を縮め、前場半ばにはプラス圏を回復している。

セクターでは鉄鋼、非鉄金属、その他金融、情報通信、繊維、食品が上昇。一方で水産農林、石油石炭、ゴム製品、精密機器、銀行が小安い。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。規模別指数では小幅ではあるが、大型株指数の強さが目立つ。また、中小型株物色が活発であり、マザーズ指数は2%超の上昇に。

為替市場では円相場がやや円安に振れて推移しており、買い安心感につながっているようだ。また、先週末の英国市場が大きく上昇するなか、売り込まれていた日本株市場には買い戻しが継続しているようだ。また、大型株指数の強さが目立っており、主力処への買戻しが意識される。ただし、通信や医薬品辺りが牽引しており、流れとしては内需・ディフェンシブ系に。

トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車の一角が堅調な点はポジティブであるが、メガバンクの弱さは気掛かりである。今晩の米国市場は独立記念日の祝日となるためリスクは取れそうであるが、基本は内需・ディフェンシブ系にシフトしやすいだろう。その他、中小型株での短期的な値幅取り狙いの流れは活発化しよう。

(株式部長 村瀬智一)

■ドル・円は102円75銭付近、ドルは上値が重い、豪総選挙の不透明感を意識

4日午前の東京外為市場では、ドル・円は上値の重い展開となった。2日投開票の豪総選挙で結果判明に時間がかかり不透明感が広がっていることが意識された。

ドル・円は、日経平均株価の安寄りを受け102円43銭まで下げたが、その後日経平均の切り返しを受け、ドルは102円後半で推移した。ただ、2日に投開票された豪総選挙は接戦となり結果が不透明となっており、積極的なドル買い・円売りは手控えられているもよう。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しているため、午後の取引でドル買いは続くだろう。ただ、日銀による7月追加緩和への期待は持続しているものの、米国の利上げ休止観測が広がりつつあり、ドルは103円台では上値の重さが意識されそうだ。

ここまでドル・円は102円43銭から102円70銭、ユーロ・ドルは1.1125ドルから1.1144ドル、ユーロ・円は113円99銭から114円39銭で推移。

12時21分時点のドル・円は102円75銭、ユーロ・円は114円43銭、ポンド・円は136円64銭、豪ドル・円は77円01銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄

・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、日経平均を約17円押し上げ
・コニカミノルタ<4902>、セイコー<8050>など5社のレーティング格下げ
・仏中銀総裁
「英国はEU離脱で、ポンド安がインフレに与える影響が課題」
「投資への不透明な影響により、英国経済の成長が鈍化する傾向がある」

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・特になし

<海外>
・米独立記念日でNY市場は休場

<WA>

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