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【オープニングコメント】引けの売り需給に警戒しつつ、個別材料やテーマ株物色に

2016年7月8日 8:57

 8日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場ではNYダウが反落する一方でナスダックが上昇と、まちまちの展開だった。6月ADP雇用統計が予想を上振れたほか、週間新規失業保険申請件数が堅調な内容となったことが好感される半面、原油安が嫌気されている。また、雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードも影響しているだろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の15290円だった。

 7月のオプションSQについては無風との見方がコンセンサスのようである。一方で引けにかけてETFの分配金落ちに伴う分配金捻出のための売りが発生するとみられており、市場関係者の話としてその規模は約2000億円とみられている。先回り売りによる買戻しや年金等の買いによって相殺される可能性はあるものの、これが警戒されるなかでは神経質な相場展開になりやすい。

 物色の流れとしては決算等の個別材料のほか、テーマ株等での値幅取り狙いが中心になりやすいだろう。テーマとしてはビットコイン関連に関心が集まりやすい。三菱UFJ<8306>は、仮想通貨の管理・決済サービスを提供するコインベースへ出資し、ビットコイン業界に参入すると伝えられている。金融業界によるM&Aの流れが活発化しており、システム等を手掛けている関連企業へは思惑が高まりやすい。また、ディーエヌエー<2432>は、無人運転バスを使用した交通システム「ロボットシャトル」の運用を8月から開始すると伝えられており、自動運転関連等も注目される。

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