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【注目トピックス 日本株】イデアインター Research Memo(1):2017年6月期は円高効果もあって業績が成長軌道に戻ると期待

2016年7月11日 17:27

イデアインターナショナル<3140>はインテリア雑貨やオーガニック化粧品などの企画・開発及び販売を行っている。デザイン性やブランド力に優れ、他のインテリアショップなどへの卸売と自社店舗での販売で業容を拡大してきた。2013年9月にRIZAPグループ<2928>(7月1日付で健康コーポレーションから社名変更)と戦略的事業資本提携を行い、グループ傘下企業となった。

2016年6月期第3四半期決算は、売上高が4,581百万円(前年同期5.6%増)、営業利益が52百万円(同55.2%減)と増収減益となった。売上高はキッチン雑貨、特にホットプレートが絶好調で販売を伸ばしたほか、トラベル用品ブランド「ミレスト」の店舗売上やeコマース(EC)の売上も順調に拡大した。しかし利益面では、ドル円の為替レートが円安になったことで売上総利益が縮小し、販管費における広告宣伝費の大幅増もあって、営業利益は前年同期から大きく減少した。

2016年6月期通期の業績は、現在の会社予想に対して未達となる可能性を弊社では視野に入れている。しかし、この点を悲観する必要はまったくないと考えている。理由の1つは、同社が成長分野として期待する、キッチン雑貨、トラベル用品、及びEC売上高の3分野が、いずれも、計画どおりもしくは計画を上回って順調に推移しているためだ。また利益面で、今第4四半期に入って円高に振れた分は、きっちりと増益要因として機能している点も来期以降に向けてのプラス要因と言える。

2017年6月期は増収増益になると弊社ではみている。主力製品の販売動向は前期から引き続いて好調が続くだろう。ここに新製品やOEM供給品の売上高拡大がオンされてくることが期待される。利益面では、円高による売上総利益率の拡大が大きなポイントになる。同社は商品の価格設定を130円/ドルのレートを基準にしている。足元は110円を大きく下回る円高水準にあり、この差が利益押し上げ要因として働くことになる。

中期的にはRIZAPグループ内の各企業とのコラボレーションによるシナジー効果が注目ポイントだ。住宅メーカーの(株)タツミプラニングや、雑貨小売店を展開するパスポート<7577>とのコラボレーションは、来期中の進展が期待される。また、アパレル企業やその他の業態のグループ会社とのコラボレーションの可能性もあり、今後のリリースには要注目と弊社では考えている。

■Check Point
・新規出店の「ミレスト」ショップが小売事業の営業増益をけん引
・主力のホットプレートは販売台数が30万台弱に到達
・タツミプランニング、パスポートとの協業に期待

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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