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【オープニングコメント】前日の大幅な下げに対する自律反発を意識

2016年7月27日 8:48

 27日の日本株市場は前日の大幅下落の反動を見せた後は、重要イベントを控えて、こう着感の強い相場になりそうである。26日のNY市場は高安まちまちだった。予想を上回る経済指標の発表を評価するものの、本格化する主要企業決算や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの思惑から手控えムードが強まっていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の16385円だった。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は前日の大幅な下げに対する自律反発が意識される。また、米アップルが取引終了後に4-6月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上回ったことが好感され、時間外で上昇している。これを材料視する格好から、ハイテク株等への資金シフトが見られよう。

 その他、前日に切り返しをみせていた任天堂<7974>は、決算を見極めたいとする中で、強弱感が対立しそうである。ただし、2万円前半レベルでの底堅さがみられてくるなか、押し目買い意欲は強そうである。また、指数インパクトの大きいファナック<6954>も決算を控えており、日経平均の重しになりそうだ。

 テーマ株としては、金融庁はITと金融を融合した「フィンテック」に、金融機関でない事業会社が参入しやすくする法整備に乗り出すと報じられている。このところテーマ物色として見送られていたフィンテック関連への物色も意識されそうである。

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