吉田みく「誰にだって言い分があります」

収入激減でも美容に資金投入… 玉の輿狙い非正規アラサー女性の意地

「焦っている」という本音も(イメージ)

 エステやコスメ業界で話題の「おこもり美容」。以前のような頻度で外出がままならなくなったコロナ禍の現在、自宅で手軽にできるセルフ◯◯が人気だが、使い方によってはかえって出費が嵩むこともある。そんな悩みを持ちながらも「おこもり美容」にハマる29歳の女性にフリーライターの吉田みく氏が聞いた。

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「ステイホームを楽しむために、私は“おこもり美容”にハマっています」。埼玉県在住のコールセンター勤務、青山綾乃さん(仮名・29歳)は、コロナ禍でもポジティブな気持ちでいられるように、自宅でできる美容に力を入れているという。

 新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、美容やエクササイズなど自宅でできるセルフケアに注目が集まり始めた。感染防止につながるだけでなく、低価格で行えるのも魅力の一つとなっている。筆者自身もコロナをきっかけに、定期的に通っていたエステでのホワイトニングケアを自宅でできるものに変更。セルフケアのため効果の実感は劣るものの、価格を5分の1ほどに抑えることができたので満足している。

 インスタグラムをチェックしてみると、様々な美容グッズが紹介されている。フォロワー数の多い芸能人やインスタグラマーが紹介する商品は、即完売になるほどの人気だそうだ。しかし中には得られる効果の根拠が怪しい商品や、安価な定額制を謳いながら止める際に高額なキャンセル料が請求されるケースも報告されるなど、トラブルもあるようだ。

 青山さんの「おこもり美容」の内容は、美顔器を使ったスキンケア、自分の悩みに合わせて処方されるサプリメント、セルフネイル、オンラインフィットネスだという。

「本当はスタッフさんに施術してもらうのが一番ですけど、同居している高齢の祖母を守るためにもコロナを避ける生活を心掛けています」(青山さん、以下同)

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