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不動産投資 スペックだけにこだわらず「土地鑑」で物件選びを

「不動産投資」と聞くと、高額な投資に思えるが、サラリーマンにも人気がある「マンション投資」について、お金の総合サイト「マネーアイデア」を運営する吉田文吾氏が紹介する。

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マンション投資で利益を得るためには、当然のことですが「物件選び」が重要となります。利益を出したいという欲に支配されて、「都内一等地」「広さ・駅近い」などとスペックだけで物件を選んでいたら、痛い目を見るでしょう。それよりもまず、借りる側の目線に立つことが重要です。

借りる側の気持ちを汲んだ物件選びのひとつの方法として、「土地勘」を用いた物件選びがあります。実際に自分の住んでいる地域や実家、勤務地など土地勘のある場所なら、根拠を持って「借りてくれる物件」を選べる確率は高くなるでしょう。

同じ市や区でも状況や利便性次第で物件の価格は異なり、都心物件・郊外物件・地方都市など、住民の生活スタイルによっても物件の価格は違います。土地勘を元に、借りる側の求める条件をよく考えて、良い物件を探してください。 物件には新築物件・中古物件があり、双方の相場を抑えておくのがベスト。

新築物件、中古物件にもそれぞれメリットが異なりますので、あなたの投資スタイルにあわせてどちらかを選び、マンション投資を資産運用のひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょう。

●吉田文吾(よしだぶんご):株式会社センターサークル代表取締役社長。FX会社マーケティング部長を経て2011年に独立、金融商品に関する豊富な知識とノウハウを活かし、お金の総合サイト「マネーアイデア」を運営。

※マネーポスト2013年夏号

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