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【オープニングコメント】個人の需給状況の悪化はやや警戒しておく必要も

2016年8月9日 8:51

 9日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場は米雇用統計を好感した先週末の大幅上昇の反動もあり、NYダウ、ナスダックともに小幅に下落している。原油相場は上昇しているが、相場への影響は限定的だったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の16635円だった。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、底堅い展開になりそうではある。ただし、16600-16800円は価格帯別出来高で商いが膨れている水準であるため、強弱感が対立しやすいと考えられる。決算発表がピークを迎えるなか、積極的には手掛けづらい面もありそうだ。一方で日銀によるETF買い入れに対する思惑から下を売り込む流れになりづらく、底堅さは意識されるだろう。

 原油相場の上昇や円相場はやや円安に振れて推移していることもあり、先高期待は高まりやすく、16600-16800円の抵抗レンジでの攻防といったところが意識されやすい。一方でインデックスに絡んだ商い、指数インパクトの大きい値がさ株に資金が向かう半面、中小型株などに冴えない動きも目立つ。マザーズ指数は5ヵ月ぶりの安値水準をつけており、日経平均の強い動きの一方で、個人の需給状況の悪化はやや警戒しておく必要もありそうだ。

 物色としては決算を手掛かりとした日替わり物色に。また、ソフトバンクグ<9984>のVR参入を受けて、VRのほかAR関連などにも関心が向かいそうである。

<AK>

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