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【注目トピックス 市況・概況】日銀ETF効果にやや慎重な見方も【クロージング】

2016年9月14日 16:27

14日の日経平均は反落。114.80円安の16614.24円(出来高概算16億6000万株)で取引を終えている。供給過剰懸念が高まった原油相場の下落や、これを嫌気した米国市場の大幅な下げを受けて、売り優勢の展開。その後はドル・円相場がやや円安に振れて推移していたほか、下値では日銀によるETF買入れに対する思惑から売り込みづらく、前引け間際には前日比で25円安程度まで下げ渋る局面もみられた。

しかし、午後に入ると日銀のETF買入れが観測されるものの、戻りの鈍さが意識されるなか、大引けにかけて下げ幅を拡大させている。セクターでは原油相場の下落影響から、海運、石油石炭、鉱業が軟調。日銀が20・21日に開く金融政策決定会合でまとめる異次元緩和の「総括的な検証」で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを据える方針と報じられるなか、メガバンクを中心に銀行株が軟調。一方で日銀は、国債の大量購入で期間25年を超す超長期国債の購入を抑えることを議論すると報じられており、超長期債の利回り上昇への思惑から保険株が上昇。

日経平均は一時16600円を割り込む局面をみせており、再び価格帯別出来高で商いが積み上がっている16600-16700円辺りのレンジを捉えている。この水準を再び割り込んでくるようだと、利益確定の流れが強まる可能性がある。日銀の緩和政策に関する報道に振らされたが、次回のFOMCまでは神経質な相場展開が続きそうである。また、日銀のETF買入れ観測によっても市場反応が限られたことから、需給状況が悪化している銘柄へは、ポジション圧縮の流れが強まりやすい。そのため、物色はテーマ株の一角や値動きの軽い中小型株、長期的に低迷していた低位材料株での水準訂正を狙った売買等に絞られそうである。

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