投資

30代投資家 年初の2段下げと任天堂株の反落で痛い損失

 大波乱の2016年相場だが、個人投資家たちはいかにして相場の波を乗り切り、はたまた呑み込まれてしまったのか。投資歴11年「カグラ」さん(30代)が自身のトレード体験を振り返る。

「カグラ」さん(30代)

「カグラ」さん(30代)

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 今年の上半期はブイ・テクノロジー(7717)で900万円ほど、それと先物で勝って、年初に口座に入れていた4500万円が1億500万円になりました。

 半年で6000万円のプラスです。日経平均が1日で500円動くようなボラティリティ(変動率)があれば、先物で取るのはそんなに難しくなかったと思います。

 元手を2倍以上にできたのはよかったですが、失敗もありました。特に大きな負けは、年初の暴落と任天堂関連です。

 去年12月からサイバーダイン(7779)を2万2000株まで買い増しし、230万円の含み益がある状態で年越ししていました。

 大発会から日経平均は下がり始めていましたが、新興市場は意外と強く、サイバーダインも株価2000円前後で底堅く推移していました。

「新興は大丈夫」と思い込んでしまったんです。ところが1月中旬には1日で5%近く下がる日もあり、1840円まで下落。一時、400万円の含み損に。

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