投資

40代投資家が資産を数億円に殖やした「新高値ブレイク投資」

 特に印象に残っているのは、カー用品の小売り株、アイエーグループ(7509)での300万円の損切りです。

 流動性の低い株を買いすぎてしまい、損切りしたいときに損切りできなかった。また、事前に決めた損切りルールを守れず、結果30%の損失で損切りする破目になってしまったのです。

 結局、2006年と2007年は1000万円、2008年は400万円ほどの損失を出し、2005年に稼いだ2400万円を失うことに……。完全に振り出しに戻りました。

 2009年はゼロからの再スタートでかなり落ち込んでいたのですが、小売り銘柄など得意なところから小刻みに利益確定しながら自信を取り戻していきました。

 同時に投資本を読み漁り、会社を休んでデイトレをしてみたり、スイングをやってみたりと、さまざまな手法を試行錯誤しました。

 しかし、どれも面白くなかったしうまくいかなかった。そんな頃、ふりーパパさんという個人投資家が作ったDVD教材に出会ったんです。

 DVDでは、「新高値で買って、さらに高値で売る」という米国の著名投資家ウィリアム・オニールの投資手法が紹介されていました。

 新高値を超えると、それ以前に投資していた人たちはみんな含み益が出るので、売りたい人が減り、株価が急騰しやすい。

 この手法を知ってから、2年半で株価が10倍になったシュッピン(3179)などで大きく稼ぎ、2013年は運用資金を2倍に、さらに2014年も2倍に殖やすことができました。

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