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【オープニングコメント】金融株の戻り鈍いと個人主体によるテーマ株等の流れに

2016年10月3日 8:46

 3日の日本株市場は買い先行の展開となろう。米司法省はドイツ銀行に科す罰金を当初科すとしていた最大140億ドルから大幅に下回る54億ドルで合意間近との報道を受けて、ドイツ銀行を巡る欧州金融不安が和らいだ。これを受けて9月30日の米国市場ではNYダウが160ドル強の上昇、シカゴ225先物清算値は大阪比170円高の16560円となった。

 この流れを受けて、金融株を中心とした買い先行の相場展開が期待されるところ。ただし、ファンド等による資金引き揚げなどが伝えられるなか、押し目買い等も慎重になってくる可能性があり、自律反発の域は脱せそうにない。また、今週は週末に米雇用統計が予定されている。米国の年内利上げへの思惑等を左右させてくる可能性もあり、様子見姿勢が強まりそうである。

 日銀のETF買入れについて、10月からTOPIX型の買入れ拡大により、地銀や電鉄など流動性の低い銘柄の高パフォーマンスが期待されそうである。一方で、ソフトバンクグ、ファーストリテ、KDDI、ファナックといったこれまで225型で指数インパクトの大きかった銘柄へのETFによる下支え効果が低下する可能性がある。

 物色の流れとしては、個別材料株中心になりやすいとみられるが、小売の主力処の決算のほか、中国・国慶節、ノーベル賞などの関連に注目。また、VISAブランドのプリペイドカードにビットコインから入金するサービスにより、ビットコインを利用した支払いができる国内の店舗が数百万規模に拡大すると報じられている。また、横浜銀行などが構築するブロックチェーン技術を使った新送金システムに、りそな銀行など38行が参加すると報じられており、フィンテック関連等への物色も意識されそうだ。

<AK>

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