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【後場の投資戦略】日経平均の上昇ほどマーケットの強さは感じづらく

2016年10月4日 12:19

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;16744.60;+145.93TOPIX;1339.63;+8.91

[後場の投資戦略]

 日経平均は寄付き後も順調に上げ幅を拡大させ、25日線を捉えてきている。一目均衡表では雲を上放れる形状から基準線を捉えている。遅行スパンは実線の切り上がりに沿った上昇と、理想的なリバウンドをみせている。ただし、東証1部の出来高は7億5000万株、売買代金は7790億円程度と低水準であり、指値状況の薄いところをインデックスに絡んだ商いで押し上げているようである。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、TDK<6762>が日経平均を押し上げており、それ程大きなエネルギーは必要ないようだ。

 その他、ノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが選ばれたことから、バイオ関連の一角に個人主体の資金が集中している。一方でその他に広がりづらいようであり、利益確定に押される銘柄も目立つ。日経平均の上昇率に対して、マザーズ指数、ジャスダック平均は出遅れており、日経平均の上昇ほどマーケットの強さは感じづらそうだ。
(村瀬智一)

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