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【注目トピックス 経済総合】NYの視点:ドル指数、200DMA突破、米雇用統計へのポジティブサプライズ期待も

2016年10月7日 7:16


市場は米国の12月の利上げを本格的に織り込み始めた。米金利先物市場での12月の利上げ確率は63.9%まで上昇した。サプライズを好まない米連邦準備制度理事会(FRB)は市場が60−70%前後、調整を織り込まない限り、行動を起こさない傾向にある。ゴールドマンサックスやJPモルガン銀のエコノミストはベンチマークとなる米10年債の利回りが年内に2%に達すると見ている。

ハト派とされるメンバーも含めほとんどのFOMCメンバーは、FRBが労働市場とインフレで目標達成に近く「利上げは近い」と判断しているようだ。実際、アメリカの労働市場は最大雇用に達した証拠が多く見られる。雇用統計の非農業部門雇用者数では、昨年まで平均で各月20万人程度の雇用の増加が見られたが、本年に入り平均で20万人を割り込みペースの鈍化が見られる。このことも、労働市場が最大雇用に達した証拠と見られている。週次新規失業保険申請件数も過去最低水準に達した。市場エコノミストは、9月雇用統計で、非農業部門は17万人増と、15万人増から伸びが拡大すると見ている。

リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は10万人程度の増加でも労働市場が拡大している証拠となるとしており雇用減少にでも落ち込まない限り、年内の利上げが正当化され、ドルを支えると見る。大統領選挙を直前に控え、民主党に有利になるように政府が発表する10月の経済指標がポジティブサプライズとなるとの陰謀説も浮上。ドル指数も96.76まで上昇。心理的節目となる95.91も突破しており、中期的にドル高基調が再燃した可能性がある。

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